どうもなんとはなしに手につかない
あれやこれ。
ひとというのはそんなに変わらないものだ。
表層がどんなに整おうとも年齢を重ねようとも
根っこ、にあたるところは同じ。
根っこ、にあたるところがだから
どうなのかということがたいせつだと私は思う。
そこがずれていると、うまくいかない。
ところで
根っこ、は、ずれていなくても
そのいちまいうえ、あたりのところだったらどうだろう。
きっとこのいちまいうえ、のずれというのは
おおくのひとたちは抱えているのだと思う。
どうしてまた同じことするの?とか
どうしてそんな言いかたするの?とか
どうしてそういう態度をしてしまうの?とか
そうして
ここのところなおっていたと思ったのに。とか
そういうようなことだ。
難しいものだ。
見てみぬふり?
それもまた難しい。
たいしたことないじゃんと思う?
それはそれでまた難しい。
だって根っこの、いちまいうえくらいの部分なのだからね。
こういうときはたぶん
私もきっと根っこのいちまいうえくらいの
ずれを感じさせることをしているに違いない
と思うことだろう。
実際そうだろうから。
なんてことを思ったりする。
なかなかどうして。
難しい。