幸せな気持ち。

勝手に夏休み気分。
とばかりに、友だちの赤ちゃんと友だちに会いに行く。

地震と台風とで、大丈夫かな？と思ったのだが、
電車の混乱もなく、雨も止んでいたので。

友だちは実家に里帰りをしていて、
下館という街に私は初めて行った。
そもそも東北新幹線に乗ったのすら初めてな気がする。

「なすのっていうのに乗るんだけど、それって新幹線？」
というかなり間抜けな質問メールを友だちに送ったりしたのだが、
東京駅に着いてみたらなんてことはない、長野に帰省するホームと同じホームから出立する新幹線であった。
どうして全然知らなかったんだろう。
我ながらびっくりだ。

友だちの赤ちゃんはとてもとてもかわいかった。
今日は眠い日らしく、ちいさなちいさな寝息をたてて
赤ちゃんは殆どずうっと眠っていて、
たまに目をさましては、あうあうと話したり、にっこりと笑ったり、あくびをしたりする。

まだ1ヶ月なのだがずいぶんとしっかりとしていて、
顔立ちもはっきりしたかわいい子だった。

友だちはひだちもよいらしく、元気そうで安心する。
が、やはり夜にむずかる赤ちゃんに睡眠もおちおち取れないようだ。

大変だなぁと思うと同時に、
私も母には苦労をかけたんだなと改めて感謝の気持ちを覚えるのだった。

だってやっぱり。
赤ちゃんにはお母さんが…お母さん的な存在が、
絶対に絶対に必要で、
そうしてお母さんの愛情の絶体さ、というのを
友だちから強く感じたのだ。

母ってすごい。

そんなことを思いながら、
下館をあとにし、小山から湘南新宿ラインに乗ったはよいが、
新幹線と違いスピード感がなく車酔い気味である。
ああ新幹線にすれば良かった。

友だちのお母さまにすっかりもてなしを受け、
初孫ができた喜びでうれしそうなお顔を拝見し、
私まで幸せな気持ちをたくさんもらう。

昨晩は昨晩で、学生の頃からの友人て会い、
久しぶりにタクシー帰宅。たくさん話して、これまた幸せな気持ちだった。

帰宅したら恋人が半分寝ぼけたふうに起きていて、
起きててくれたの？
と聞くと、
たまたま。といってそのままにこにこした顔をして眠ってしまった。

たまたま。といいながら、ほんとうは帰るね？の電話を待っていた様子に、
これまた幸せな気持ち。

さてもうすぐやっと新宿です。
次回は絶対に、新幹線にしよう。。。