京都。
昨晩、半年間に渡るプロジェクトだったサイトのカットオーバーを終え。
さらに深夜、打ち上げも行い。
本日、朝から京都へ移動。
滋賀の手前くらいで窓に雨滴がびっしりとついてなにも見えないくらいの大雨に遭ったので
すわ京都も雨か、と思ったら。
思いっきりの晴天である。
やっぱりついてるねえ。といいながら京都入りをする。
恋人と私はたぶん、完全にハレを呼ぶ組み合わせで、
旅行とか、外をずうっと歩かなくてはならないというようなタイミングで
雨にやられたことは1度しかない。
ちなみに昨晩、打ち上げにきたスタッフさんなどは
登場するたびに雨が降る・・・しかもどんなに晴天でも・・・
という強烈な雨オトコで、友だちからも嫌がられているという。
「恵みの雨だ」と言っておけば?と言っているのだが。
話を戻して、京都である。
今回の目的は、両家顔合わせ。
結納などはおこなわないし、金銭や物品の授受的なものも一切ない、
ただの食事会ではあるが、
そんな会を日曜日に持つことになり、
それならばとそう何度も京都までは来られないので、
衣装あわせや挙式の打ち合わせを一気に行うことにしている。
本来は両家顔合わせは、私の実家がある長野、または東京などで行うのが筋なのだろうが
恋人のお母様が「女の子の親というものは、どんな家にヨメとして送り出すのか絶対に心配されるはずだから、結婚の前に実家を見て安心させておいたほうがいいのよ、ナオさんのご両親が京都まで来ていただけるなら」といってくださり、それならばということで、京都の料亭で食事をしたあと、さらに恋人のご実家にてお茶をいただく、という段取りに相成ったのである。
また衣装はたぶん1度では決められないので、
今日と明日の2度にかけておこなうことにして、
そして明日はたまたま、挙式をあげる教会のなかを見学できる日なので、
そこにも行ってみること。
ついでに両家顔合わせ、の前に、両親たちが見たいという披露宴会場の料亭に案内する。
という、もうとにかくかなりいろいろなことを一気に行う、という日程。である。
さて衣装あわせ。
プランニング会社が提携しているサロンへ参上する。
(あゆみブライダルという、実は京都ではとても有名なところだった)
衣装については、体型的コンプレックスから「こういうのがいいのだろうな」と思っていたものを、
先日たまたま会食した会社の後輩女子が「ナオさんはこういうのが似合ってこういうのが似合わないと思いますよ」というリストを親切にも送ってくれたので、そしてそれがとても納得感が高かったので、印刷して持っていった。
そのため、かなり順調にすすむ。
6着ほど試着をし、恋人にも見てもらい、
恋人と私が「これがいいよね!」と思ったものがまったく一致していたので
ほぼその一着に決定。
手の込んだレースが美しいものだ。
あとはマリアベールにするかふつうのベールにするかを悩むくらいだ。
即決ですねえ、早いですね、もういいんですか???と、サロンの担当のかたにさんざん言われる。
お色直しはしない予定だったのだが、
母に「お色直しをしないなんて考えられない」と激怒というか泣きつかれたため
こちらのほうが泣きたいよ、と思いつつも、親孝行のひとつと仕方なくすることにしたお色直し用の衣装は、
披露宴が料亭ということもありきものにすることにして、ただし打ちかけよりはざっくばらんに大振袖にしちゃえ、と思っていて、
こちらは試着は3着のみで、恋人と私の好みが一致するものに決定。
着てみるとプリントものよりも当然刺繍ものが美しく、品がよいので刺繍ものの赤地にする。
きものの担当さんも、あまりの決断の早さにびっくりされる。
でも気にいったものがあったし、いいのだ。これで。
それよりお腹がすいたから、ますたにへ行こう!と
京都といえばラーメン、ますたに本店へ。
ああやっぱり、本店の味は全然違う・・・。
お腹がいっぱいになったところで河原町で友だちと飲みに行くという恋人を送りがてら
東山から御所まで歩いて、前回も行った喫茶店に入り、しばらくふたりで休憩をする。
今回の京都はすでに実りが多いよね、という話をし、
また仕事の話などもし、恋人に見送られてホテルへ。
ちなみに今回は挙式場にも衣装サロンにもプランニング会社にも近い
ブライトンにしたのだが、連泊プランでとてもひろい部屋を予約できてかなり満足である。
しかも中丸三千繪さんが無料でコンサートをしていて、それも堪能。いい夜だ。
そうしていまはひたすら仕事。
明日の朝までに終わるかどうか。。。