プチ出張。房総へ。


合計4個のサイト構築に関する打ち合わせを

次々と終え、へろへろになりながら帰社。


出張はいつもとても疲れる。

行きは気を張っているので大丈夫なのだが

帰りの電車に乗って少しすると突然、がくっとなる。


よしもとばななさんの「キッチン」を再読。

やっぱりいい話だなあ。

「キッチン」も、キッチンの続編の「満月」も、

そしてよしもとさんの大学のときの卒業制作だったという「ムーンライト・シャドウ」も

とてもとても好きな作品だ。

再読はしない主義だった、とつい最近書いたばかりなのに

「キッチン」は何度か読んだことがあることに気がつく。

「満月」で、主人公のみかげが、深夜タクシーを飛ばして雄一にカツ丼を届けにいくところがとても好き。


「ムーンライト・シャドウ」も、

ああ前に読んだときここで号泣したっけな、というところで

また今日も泣いてしまう。

まわりにひとがいない車両でよかった。


そう。

時間というものは、

過ぎていくもので。

誰のあたまのうえも、等しく過ぎていくもので。


だから。なにがあってもなにが起きても

生きている私たちは前を向いて歩いていかないといけないのだ。

そんなことを思う。