プチ出張。


世はGWまっさかりらしく

朝8時の東京駅は既にわんさか人が・・・

私の行き先の駅にもふだんはいないひとたちがたくさんいて、

打ち合わせ先で聞くと、どうやら近くに潮干狩りができるところがあるらしい。


潮干狩り。

潮干狩り!


一度は行ってみたい潮干狩り。

でも毎年行かない潮干狩り。


そうか、ここからわりと近くには

そういえば海があるんだったなと鼻をひくひくさせてみる。

風向きのせいか、そのあたりで海のにおいを感じたことは一度もなく

今日もやはりそうだったのだけれども。


午前中はめいっぱい打ち合わせ。

現在進行中のサイトを2つと、

新たに制作するサイトの打ち合わせをし、

大筋、合意。

午後は数時間かけて一帯に点在しているモデルハウスを案内してもらい、

合計20棟近くのさまざまな家を見る。

さすがに吐きそうである。


やっとモデルハウスめぐりを終えたのが16時。

近くの駅まで送ってもらうが

1時間に1本ある東京行きの特急は数時間先まで満席。

快速に乗って帰ることにし、

いずれにせよ電車が到着するまで小一時間を寂れた感があるその街で過ごす。

いつも打ち合わせで赴いている駅とは違う駅なので

それはそれでふだんならおもしろいと思うところなのだけれども

さすがに家を20棟も見て歩いた後には

街を探検する気力はもはや1ミリも残っていなかった。


恋人から電話。

今日は福知山まで行き、ハンメ(おばあちゃん)が実際にパンチャン(お惣菜)をつくるところを見たり、それを写真に撮ったり。

できたてのパンチャンはとてもとてもおいしかったそうだ。

よかった。


よしもとばななさんの「不倫と南米」を再読する。