昨日の夕方、いよいよレーシックの手術。

恋人のことは自分のことよりも心配だ。ある意味。

いつも思う。
自分のことは自分でなんとかできる。
なにがあってもなくても受け入れるのは自分。

でも恋人は自分ではない。
恋人のことは受け入れる、どんなことでもと思っていても、
恋人が恋人自身のことを受け入れることは恋人にしかできない。

だから心配になる。
特に今回のようなとき。


だから必要がなくても、
手術している場所の、少なくともそばにはいたかったので、
病院の入口までついていき。
恋人を見送ってから喫茶店で待機。
仕事をしながら気を紛らせる。

手術じたいはすぐに終わり、
事前事後の検査と、手術後の休憩のようなものを入れて2時間くらい。

風よけの眼鏡をかけて恋人は病院のビルから出てくる。

まだぼんやりしているけれども、
度が入っていなくても目が良くなっているのは分かる、という。

恋人の視力は0.1を切っていたので、
普段はコンタクトレンズ、夜は眼鏡が離せない。

だからこそのレーシックだったのだけれども。

術後、視界がぼんやりしたり、光彩があったりはよくあること、ともらったリーフレットに書いてあるので、心配だけれども我慢しないといけない。

恋人の場合は光彩はなくて、ぼんやりだけ。
個人差もあるだろう。

しきりに目が乾くとかで、処方された目薬を何度か。

自宅にやっと着き、
光が眩しいというので、明かりを殆ど消して過ごす。

これも個人差があるようだが、恋人の場合は数時間に渡って目の痛み。
こちらも処方された痛みどめをさしてもらい、
目薬をさす(3種類×4回を1時間おき)のと、晩ごはん以外はずっとソファで目をつぶっていた。
(お腹はふつうに空くらしい)

やっと4回の目薬が終わり、就寝。
目をこすらないよう、ゴーグルのような眼帯をつける。

フラップというものを目につける(?)のだが、
恐らくそれが不安定な、きちんと目にはまらない期間、が、1週間ということなのだろう。
術後1週間は、夜はゴーグルだし昼は風が強いときなどは度なし眼鏡着用。
眼鏡は病院から支給。

さて一夜明けて。

目が見えるで、すごい!
という恋人の声に目がさめる。

恋人はコンタクトレンズだったので、
コンタクトしてるときみたいだけどコンタクトしてないというのが不思議、といっている。

テレビの画面の右上などにうつる、コーナー紹介みたいな文字も全部見える!裸眼で!!
とすごく嬉しそうにいっていて、
そんなに嬉しそうな恋人を見るのは嬉しい。

心配していた痛みも、ぼんやりも、光彩も、
朝にはまったくないという。

良かった。やっと安心をする。

今日は午後から、術後の翌日検査。

とにもかくにも、無事に終わって本当に良かった。