名古屋出張終了。
いまは帰りの新幹線の中である。
静岡で途中下車し、
元会社の後輩と魚でも食べようかなと思っていたのだけれども
恋人の会社でトラブルが発生し
作業要員が必要そうなので急いで帰京することに。
そして帰りももちろん、N700系。
落ちる心配なくパソコンを使える安心出張です。
しかし出張のたびにN700系を利用していて思うのが
景色を全然見なくなったということ。
富士山も浜名湖も茶畑も。
気が付けばあらもう名古屋だわとか新横浜だわとか
そんなふうにぴゅんぴゅんと通り過ぎてしまう。
往復の数時間を仕事に使えるのはもちろん大切なことなのだけれども
そんなふうにたいせつなことも飛ばしていることに気づく。
なぜ気づいたかというと
いま浜名湖を通過したから。
想定以上に上首尾にプレゼンテーション(2回目)が終わり、
先方さんたちみんなとも和気藹々になり、
(みんな両親くらいの年配の方々)
本年6件目の大型受注をほぼほぼ確定。
おかげで夏まで仕事がぎっしりだけど、
それでも今回の仕事を通して得られるものは大きいだろう。
中村航さんの「絶対、最強の恋のうた」を読了、
澤地久枝さんの「家計簿の中の昭和」を読み始める。
中村さんの本に出てくる登場人物って
ちょっとだけ、魅力的。
その魅力の「ちょっと加減」がいつもいいなと思う。