今日は花見。
毎年、恋人とどこかしらお花見に行く。
お花見といっても、きれいに桜が咲いているところを見つけ、
散歩をするくらいだけれど。

今年は井の頭公園で花見、そのあと荻窪のスーパー銭湯に行く、ということにしていて、
今日行ってみたのだが、
井の頭公園のあまりのこみっぷりに愕然とし、
池を半周したくらいで退散。
早々にスーパー銭湯に逃げ込み、私はタイの古式マッサージをしてもらう。
一昨日くらいからどうにも身体が固まってしまっていたのだが、だいぶんほぐれ、俄にタイ古式マッサージに興味を覚える。

昨晩は前の部署でコンサルに入っていたプロジェクトの方と、末弟を交えて食事。

数年前のプロジェクトなのだが、
過去最高に楽しくかつ成長につながるプロジェクトだった、しかも上長もそう言っていた、と教えてくださり、とてもうれしく思う。

共にプロジェクトをしたりコンサルテーションをしたかたから、同じようなことを言っていただくことは結構あり、それを知るのは喜びでもあるのだが、
身も引き締まることだ。
誰かの人生にそんなふうに記憶あるいは記録されること。

さて何故末弟も同席?
というと、その方がいま編集している本が、ずばり「国防」をテーマにしているから。
某幕僚長が著作さんのもので、もうすぐ店頭に並ぶ。
末弟はその道の造詣が深いので、同席させたらおもしろいかな?と思ったのだ。

思惑はずばり当たり、
三宿のお洒落なワインバーで、深夜まで戦争と平和について熱く語り合う。
私もそうだけど、なかなかこういうテーマに対して、茶化さず真摯に語り合うことはなく、
ミリタリオタク?とか右系とか左だとかすぐいわれてしまい、違うんですといってもまた面倒。
だからなかなか人前でこのテの話はしない、という人が集まってしまって、そこだけ明らかに異空間だった。

大戦やそれに至る契機、南方戦線、植民地主義への見解、武器や戦闘機とその造詣が国民性がかかわってくること、家族と共同体、言霊、何故こういうことに興味があるか、これからどうしたいか、すべきか。
もう話はあちこちに飛びつつ、すごくいろいろなことをきちんと話せ、
じっくり仕事以外のことを話すのが今日が初めて(しかも末弟は初対面)、なんて全然思えないくらい楽しい夜だった。


深夜に帰宅。
さらに遅れて帰宅した恋人は、ものすごーく具合悪くなっていて(酒で)かわいそうだった。
だいぶ弱くなったなあ。

井の頭公園そばでふらりと入ったワインバー、
かなり秀逸(つまみが)。
店長さんらしきひとも感じがよい。
その日仮に嫌なことがあっても
すべてが帳消しになるような店だった。