どうも調子が優れないいので帰宅。

夜には歯医者に行かないといけないし

ちょうどいいかとも思う。

家ですこし仕事をしている。


体調が悪いというよりは今日はあくまで気持ちのほうで

調子が良くないというよりは気持ちが乗らないだけである。

納期が相当延びたせいでもあるのだが。

その分早く進めるにしても状況がまた変わってしまうと困るので

今日のところは待機。することにする。


それにしても日が長くなった。

17時でもまだ明るい。

今日はとても寒いのだけれども

それでもこんなに日が高いのは

うれしいものだ。


夕方、お豆腐屋さんで豆腐を一丁。

なんだか急に寒いねえ、とおかみさん。

本当ですねえ、と私。

確かこのあたりがいっとう水が冷たいんだと去年おっしゃっていたことを思い出して

豆腐を買うのが悪いようなそんな気にすらなってしまう。

おかみさんは今日も真っ赤な手をしている。


三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」を読了。

「松本清張短編全集・声」を読み始める。


松本清張はいっときいわゆる「はまって」という状態になり

毎日毎日ずうっと読み続け、そのときにほとんど全部を読破したと思う。

今回の短編集は、だからきっと読んだことがあるものも多いだろうが

書店でつい気になって購入してしまった。


たぶん前日に友だちと「横溝正史と松本清張」について

メールしていたせいだと思う。

友人はいまハワイに住んでいて、毎日のようにメールをしている。

ハワイには日本語の図書館がなくてつまらないと嘆いているので

今度は本でも送ろうかと考えているところだ。


「まほろ駅前多田便利軒」、

これはおそらく町田市が舞台だと思うのだが、

先日通ったばかりだしよく知っている子が住んでいる街なので

いろいろなことを想像しながら読んだのだった。