ということで
今日は病院に行く以外は
メールをチェックしたりいくつか仕事の指示を出したり確認をしたり
それくらいだったので比較的のんびりと過ごす。
朝は恋人と喫茶店へ。
ここのところ毎朝、喫茶店で朝ごはんを食べている。
ごはんを食べに行くことが目的、なのではなく
どちらかというといえの近くの喫茶店がすごくひろびろとしていて気持ちがいいので
午前中のメールチェックとちょっとした仕事と
それから新聞をじっくり読むのをそこでしつつ
食事をしている、という感じ。
恋人は日経と日経流通(MJ)と日経産業をとっているので
交換しながら全紙に目を通す。
一緒に暮らすようになってからは私も新聞をとるのを止めて
恋人の新聞を拝借しているのだ。
経済紙を読んでからときどき・・・サッカーやらフィギュアスケートやら野球やら
気になるスポーツトピックスがあったとき…喫茶店に置いているスポーツ新聞を読む。
恋人はそとごはんの日なので
夜遅くおなかがすいたときに食べられるように
スープをつくる。
ここのところのレシピはずうっと恋人のお母さんがつくる韓国風のもので
それをアレンジして仕上げる。
日本酒で身をやわらかくした鶏肉に胡椒をふって、醤油とだし汁と赤唐辛子と小麦粉をもみこむ。
それを30分~1時間くらいを大なべに水をいっぱい入れて炊いて、灰汁をとって鶏スープをつくる。
そこに大根、白菜、椎茸、人参、ぜんまい、こんにゃく、若布などなど、
好みの食材を適当な大きさに切ってさらに水を入れ、さらに1時間くらい煮込む。
それから醤油、ブイヨン、赤唐辛子などを適当に入れて味を調える。
これだけ。なのでとても簡単だ。
簡単なのになかなか飽きがこない複雑な味になるし、野菜や海草がたくさん摂れるから
恋人も私も気に入っている。
今夜はひとりごはんなのであっさりめ。
できたてのスープとごはん、鮭の塩焼き、クレソンと貝割れ大根のサラダ、とろろ。
夜、テレビを少し見ていたら
倉嶋厚さんがVTR出演をしていた。
倉嶋さん。久しぶりに見た。お元気そうでうれしくなる。
子どものころは毎日倉嶋さんの天気予報を見ていて
子ども心に倉嶋さんの天気予報っていいなあと思っていたものだ。
本もいくつか読んだことがある。
いいなあ、倉嶋さん。やっぱりいいなあ。
吉田篤弘さんの「空ばかり見ていた」、
村山由佳さんの「ヘヴンリー・ブルー」を読了する。
村山さんの本はどれも30分くらいで読みきれるし頭を使わないから時間つぶしにちょうど良い。
今日も病院の待ち時間に読む。
本当は「深海のYrr」を読みたかったのだが、
聖路加の近くの本屋さんも途中で立ち寄った新宿駅の本屋さんにも売っておらず断念。
どちらも小さい本屋さんだからだろう。
(そこで聖路加の本屋さんにあった村山さんの本を買ったというわけでもある。
ついでに小川洋子さんの「犬のしっぽを撫でながら」も購入。)
最近、何かと本を読む時間がなかったのでうれしい。
そういえばヘヴンリー・ブルーには、きれいな色の朝顔が話のモチーフに出てくるのだが
幼い頃、育てていた朝顔の深い深い紫色が私はいまでも忘れられない。
とても美しい朝顔で美しいビロードの布のようだった。
毎年たいせつにたいせつに育てていた。
縁側に投げ出した足。冷たい朝の空気。
季節はずれのみんみんぜみの声が頭に響く。
遠い夏の日の思い出。