次に来る仕事の波間。

たまにはこういう日があってもいいなと思う。

穏やかな気持ちだ。


野茂さん特集のNumber、電車の中吊りで見たときから

読みたい!と思っていて、

(スポーツフェチの私ですが、なかでも野茂さんは好きなスポーツ選手の上位に入ります)

しかしたまたま家に読む本のストックがあったせいもあって本屋さんに行っていなくて

はたと気がついたら発売日を失念すること1週間。


慌てて本屋さんに行ったら、Numberがない。

あれ?と思ってお店のひとに聞いたら、在庫切れとのこと。

え・・・。


違う本屋さんに行ったら、そこにも影も形もない。

あれ・・・?


ここらへんで、もしかして・・・といやーな気持ちになってきた。

Numberがこんなに早く店頭からなくなるなんて

そんなにないことだ。

まさか野茂さん特集だから???


そこで街でいっとう大きな本屋さんに行き、

やはり店頭にないのを確かめてから

お店のひとに、

あの、Numberの最新号なんですけど・・・といったらすかさず

ああ、野茂が表紙のですね、在庫ないんですよ。とのこと。

この手馴れた口調。おそらく同じ問合せが多いのであろうことが伺える。

そこで注文に切り替えることにし、その書店で注文を申し込む。


その後、仕事場に戻り、

ふとアマゾンで買えばいいじゃん!と思い立ちアマゾンを見てみたら。

ガーン!なんと。

品切れではないですか。

しかも中古に1500円の値段がついている(ちなみにいま見たら1700円に上がっている)。


ショック。


もしかして自宅の近くの大きな書店にならあるかな?と電話してみたら、

やはり「ああ、野茂が表紙のですね」と、先ほどの本屋さんと同じ顛末である。


ううう是が非でも手に入れたいのになんてことだ!


しかしそこで挫けずに、

ダメ元で版元の文藝春秋社の販売部に電話。


あの、Numberの最新号を1部購入したいのですが・・・と恐る恐るいうと、

あっさりと「ではお送りしますね。送料は別ですが・・・」とのこと。

良かったー!!!!!


あまりのあっさりぶりに不安になり、

あの、最新号なんですけど、だいじょぶですよね?野茂さんが表紙の・・・といったら、

大丈夫ですよ、714号ですよね。ときっぱりとおっしゃられる。


ああ。ありがとう、電話の向こうの文藝春秋販売部のお姉さん。

これで週末は野茂さんの記事を読むことができます。


それから30分後、そういえば書店に注文したほうのNumberをキャンセルしなきゃ!と思い出したところに

件の書店さんから電話。

「Numberなんですが、すべて売り切れて、いまのところ出版社にも在庫もないそうなんです・・・」

とすごーく申し訳なさそうにおっしゃる。

なんだかよくわからないが、とにもかくにも私の手元にはNumberが届くので

いえいいですよ、といって電話を切る。


それにしてもすごい、野茂さん。

本が書店から消えてしまくらいの影響力。


Number、早く読みたいものである。