怖いくらいの雷。

空がぴかぴかと明るくなるたびに

どきどきとする。


子どものころに菩提寺に雷が落ちて

ものすごく大きな本堂が全焼したということがあり

そのときの記憶が鮮明で

以来、雷は嫌いではないけれどもとても怖い。

嫌いではないけれども怖いって、ちょっと変な感じだけれども。


飲みたいよー!と言っていたら

恋人と会社のひとが付き合ってくれて

せっかくだからといつも一緒に仕事をしているひとなども

お呼びして、盛大に飲む。


初めて行ったお店だけれども

お店のひとたちはみな感じがよくて

食べ物も申し分なくて

そうしてなによりみんなと明るく話して

ちょっと日中にあったいやなこと(仕事ではない)が

ぜんぶ払拭されるようで満足する。


帰りがけに恋人に

今日こんなことがあってね、と話をしたら

それはナオが正しいと思うで。

と恋人がいってくれてとてもうれしい。


自分でも間違っていないと思うことで

恋人にもそういってもらえて

溜飲が下がる。


明日の週末は

携帯電話を買いに行って(たぶん)

恋人のお兄さんとと私の友だちの出産祝いを買いに行って(たぶん)

そうして来週の英気を養おう。


すこしは太陽を拝めるだろうか。