友人たちと4人で食事に行く。
会社の同期の仲良し女子たちで
そろそろごはん食べに行かない?というふうに
定期的にというか不定期的にというか、食事をしにいく友だちだ。
もう気がつけば10年以上も
こんなふうに友だちなので
言わずもがななところも、一方で、なのにまだ意外で新鮮なところも、
それぞれにある。おもしろい。
いずれにせよ彼女たちと会うのは
私の悦びだ。
当日、いろいろな話をしたのだが
そういえば会話のどこかで出た「直前力」の話をふと思い出した。
火事場のなんとか、というか、たとえばプレゼンテーションの準備を
前日の夜に徹夜でやるか、事前に仕上げておくか、みたいなことで、
友だちふたりは「直前力」で、もうひとりの友だちと私は「事前力」とでもいおうか、準備をしておく派である。
私はどうにも臆病というかぎりぎりになると焦ってしまって頭が真っ白になるタイプなので
たとえばプレゼンテーションが水曜日なら
企画書は月曜日の夜には会議の人数分のホチキス止めがされている、という状態が
いちばん落ち着く。
前日の夜に直前力をいかして仕上げるなんて
神業である。本当にうらやましい。
たぶん友だちたちは瞬発力があるのだろうな。
しかし!
実は明日の夕方にプチプレゼンがあるのだが
まだ用意ができていないので、いまとても焦っている。
一昨日からゆるやかにとりかかってはいたのだが
ほかの仕事が途中で入ったり頭がまとまらなかったりで
ほとんど白紙。
その翌日の別件の資料などをいそいそと先につくったりして、
我ながら何やってるんだか、である。
ああ午後からはがんばろう。
今日は久しぶりに晴れ。
洗濯をしたかったのだが目ざめたのが遅くてままならず
明日からはまた雨だと聞く。困ったものだ。
夏目漱石の「それから」を読了。
「門」にとりかかる。
これで三部作は再読完了である。