相変わらずオリンピックと高校野球を見ています。
恋人はなにがおもろいの?といっているけれども
さすがに北島選手の泳ぎや恋人が好きなサッカーなどは一緒に観戦。
批判的に、あるいは皮肉としてなんもおもろくないやん!といっているわけではなく、
スポーツを「ただ見る」ことってそんなにおもろい?というところらしい。
恋人はかなり真剣にスポーツをやっていた経験があるから
余計にそう思うのかも知れない。
なにがおもしろいか。
なんていうのだろうか。
スポーツをすること。つづけること。
それ自体がすでにすごい。
さらに勝つこと。勝ちつづけること。
いったいどれくらいのつらさや困難を乗り越えて
このひとたちはこの舞台に立つのだろうといつも思う。
もちろん喜びや楽しさもあるだろう。だけれども。
商業的なオリンピック。
多大な国家予算。
解決されない紛争や差別。
そういう難しいことは抜きにしても
やっぱり世界でイチバンすごいおとこたちやおんなたちの
姿を見るのは胸が躍るし
それは国籍や人種やなにやかやは関係がなく
それ以前の国際大会から名前を知っているひと
前のオリンピックでも見たひと
もっと多くのまったく知らないひと
勝っても負けても美しいと思う。
そうしてそれらのひとたちの
長い戦いを支えるひとの存在。
負けても相手を讃える姿。
努力とかがんばるとかそれだけじゃない
そんなひとたちのスポーツに賭けるなにかを見るのは
胸がいっぱいで何もいえない選手たちを見るのは
理屈抜きですばらしいことだと思う。