晴れた。
空はぴかぴか。
とてもうれしくて起きてすぐに洗濯や布団干しやお米の天日干しやらをする。
こんなお天気は
けれど今日だけみたいで
明日の夕方からまた雨で、しかも梅雨前線が・・・なんて天気予報で言っていた。
ああやはり梅雨が近づいているのだ!
布団を干しまま
新宿へ出かけ、パソコンの付属品や
恋人に頼まれてお世話になっている方にうまれた赤ちゃんにおくるみやらを一緒に選ぶ。
すごくかわいいおくるみと、よだれかけと、がらがら。
喜んでくれるといいなあ。
あまりにも気持ちがよかったので
新宿へ行く途中、途中下車して大久保から歩き、
さらに帰りは西新宿まで歩いて丸の内線に乗った。
晴れた日の散歩ほど気持ちのいいものはない。
ちょっと悩んでいることがあるのだが
ささいな悩みなのか
それとも本質的なことなのか
よくわからない。
でも恋人はぜんぜん気にしていないみたい。
恋人が気にしないなら私が気にするのも変なのだろうか。
とかとか。
悶々と悩んでいるうちに泣けてきて
ベッドでひとりで泣いていたら
恋人はあまり家事をしないことで私が怒っていると思ったみたいで
洗濯を干したり、たたんだりを手伝ってくれた。
どうしたん、なんで怒ってるのと聞かれるのだけれども
うまくいえない。
うまくいえないんだよ、
でもお手伝いのことじゃないし怒っているわけじゃないから
とだけ恋人にいった。
夜、お祝いをかねてお鮨を食べに行く。
はじめていくお店で、どうかな?と思ったのだけれども
ねたは新鮮だし大将も板さんもみんな感じが良くて
常連さんでいっぱいなだけあるなあというお店だった。
お店の明るい雰囲気や
恋人が一生懸命、盛り立てようとしてくれているのを見ていると
くよくよしているのはよくないなと思えてくる。
なにより、そんなふうに盛り立ててくれているということは
恋人が気に病んでいない、ということとすなわちイコールなのだから。
食べたいねたを食べまくり、
帰宅。
あたたかくて気持ちがいい夜。
おなかがぱんぱんで
さんぽがてら遠まわりをして帰ってくる。
くよくよを
でもまあいっか。
と思えるような夜なのだ。