かなりばたばたとしていて今年は母の日のプレゼントをまだ贈っていない。実は。
毎日どきどきしている。
今日こそ贈りたい。でもお店に買いに行く時間がない。
今日こそ贈りたい。でもネットで買うのもちょっと味気ない(今回贈りたいのは服飾系だし)。
と一日一日過ぎていき
結局まだ贈れていないのだった。
今日はおおきな街に出る予定があったので
その前にデパートに寄ろうと思っていたのだが
予期せぬトラブルが2件もあり、気がつけばデパートは閉店。
ああそうしてまた今日も買いに行けず。
今夜は大学のときの後輩と食事。
久しぶりに、それも急に決まった。
早ければ今月末に、またダンナの転勤で海外に行くことになるかもと連絡が入ったのだ。
これで3度目になるだろうか。
そうして今度こそ、永住になるかもしれないという。
なにを置いてでも会いたかったから
今夜、会いに行ってきた。
8月に赤ちゃんがうまれる彼女のお腹は
既にぱんぱん!で、そうっとなでさせてもらったら、ふんわりとあったかくて、
わあ、あったかいね、お腹やわらかいんだね?といったら、
それアタシがデブだから。と彼女は笑った。
デブでもなんでもいいからさ。
元気な子どもを産んでほしいよ。
Aも元気ならそれでいいよ。
私は本当にそう思う。
うまれてくるのは女の子だとわかっているというので
名前は決めた?ときいたら、ダンナともめているのだという。
彼女は「円」と書いて「まどか」という名前がいいそうなのだが、
フランス人のダンナは音だけで判断して「パトカーみたいでいやだ」とか
「エンがいいならドルにしたら?」とかつまらないジョークを言っているのだそうだ。
一方、ダンナは「サマンサ」がいいといっていて、彼女はサマンサなんて自分の娘を呼べないといっている。
ので、私は自分の娘に命名しようと思っているとっておきの名前を伝授しておいた。
(予断だが、娘の名前をもう決めていると友だちに言ったら、そういうことは男性に言わないほうがいいよ、絶対に引くから!と釘を刺された)
その名前は、たまたま彼女の好きな漢字も一字入っていて、
しかも永住先になるかも知れない国の先住言語でとてもよい意味を持っているので、
それいいかもーと彼女はにっこりと笑っていた。
永住しちゃう前に
もう一度、会おうねといって手をふった。