歯を抜いてきた。
予想よりずっと痛くて半泣きである。
下顎が痛いので、すわ親知らず?と思っていたら
親知らずは存在しなくて
イチバン奥の治療した歯が虫歯になっていて
しかもそれが根のほうにまで届いていて
それが原因だったらしい。
相当ひどいことになっていたみたいで
私が通っている歯医者さんはセンセイが3人いるのだが
3人とも残念ながら抜くしかないですね・・・と言う。
実際抜くしかないのだろうと思い
抜くことにしたのだが
それのまあ痛いこと痛いこと。
もちろん麻酔はしてるんだけどでも歯のまわりなのか顎なのか
もはやわからない場所が痛いし。
抜いた後も痛いし。
ふだんはほとんど汗をかかない私が
ぎゅうっとからだをちぢこめていたせいか
Tシャツの背中とジーンズの裏側が汗でしんなり。
なかなか抜けなくて
センセイも衛生士さんも汗だくだし。
相当、余談ではあるが
歯を抜いているあいだに思い出していたのは
どこだったかの国の拷問のことで、
確か生きたまま歯を1本ずつ抜かれるというのがあって
ああ麻酔しててもこんなにツライのに
麻酔なしで抜かれてしかも抜かれたあとも放置かよ!痛み止めなしかよ!!
と思うとすごくツラくて
でもそれに比べたら私はずいぶんとマシなんだわ、と
嫌な汗をかきながら思っていたのでした。
ところで抜いた歯。
なんでも虫歯の根の部分が骨と一部癒着してしまっていて、
それを全部とりたかったんだけど、骨をこれ以上削ると神経にさわるから障害が出る可能性があるので・・・とセンセイ。
一部虫歯は残ったままになった。
ごく稀に、その残した虫歯が原因で痛みが出ることがあるがご了承くださいといっていて
ご了承せざるを得ないとはいえこれまた泣きたい気分である。
やっぱり抜いたよー↓と恋人にメールしたら
だいじょうぶか?と電話があって
かくかくしかじかと陳情。
そうかーと心配そうだけどGW中でよかったなあと。
確かにそうだわ。
あまりにもつらくて夜の整体はキャンセル。
おとなしく家に帰ってきました。
ごはんを食べておくんだった・・・。
浅倉卓弥さんの「雪の夜話」を読了。