すっきりしない天気。
晴れるといいと思っていたのに残念に思うけれども
曇っていてもあたたかい季節はうれしい。
昨日のマッサージのおかげか
今日もぐっすり。
それもおきたら11時。びっくりした。
恋人が漫画喫茶へ行きたいというのでまた今日も漫喫へ。
なんでも先輩にすすめられた漫画があって
それを探しているとのこと。
お伴の私はさすがに二日連続だと読むものがなく
どうしようと思っていて、
その漫画喫茶がおすすめしていた「君に届け」という漫画を
さして期待もせずに読んでみた。
いやー。泣けた。
高校生の学園もの?なのだが、
なんていうか、すごくいい話なのだ。
主人公の黒沼爽子という女の子は
見た目がすごく陰気というだけでクラスからはのけもの扱いされている。
(しかも霊感が強いとか目が合うとたたられるとかいわれて、ニックネームは貞子)
でも正義感がつよくてフラットな男の子や、
情にもろい体育会系の女の子やその親友の色っぽい女の子が
ときにまわりに流されつつもきちんとその子を理解して、
わかり、わかりあい、その子も自己表現ができるようになっていき、
少しずつ成長していく、というようなストーリーなのだ。
女の子どうしが仲良くなるところなんか、
もう涙がぼろぼろ出ちゃいましたよ。
(私は恋愛モノより圧倒的に友情・家族モノに弱いのだ)
主人公の子のキャラ設定もすごくいいし。
ポケットティッシュが2個、空になるくらい泣けました。
いい漫画だった。
「…知ってる?友達ってね、気づいたらもうなってんの!」
なんてね、もうピュアすぎますよ。
ピュアホワイト。万歳。
帰宅後、銭湯へ。
おおきなお風呂に入るのはほんとうに気持ちがいい。
猪瀬直樹さんの「こころの王国 菊池寛と文藝春秋の誕生」を読了。
菊池寛さんってこれまであまり興味を抱いたことがなく
したがって著作は一冊も読んでいないのだが
少し読んでみようかしら。