恋人の体調がまだすぐれない。
調子が悪そうで起き上がってもまたすぐに横になる。
風邪によさそうなものをたくさん買ってきて
食べさせたり飲ませたりするのだが
なかなか本調子にならない。
早く元気になったらいいなあと
苦しそうな寝顔を見る。

夜はおなかが空いたというので
元気が出るように買ってきた鰻で
鰻丼をつくる。
餃子が食べたいというので餃子を焼き、
あとは野菜スープとほうれん草のナムルをつくる。

食欲が出てきたから
すこしはよくなっているのだろうが
まだまだあまりたくさん食べられない様子。

田辺聖子さんの「愛の幻滅」を読み始める。
いろいろな意味で痛い小説である。
(決して田辺さんが痛い、とかいう意味ではありません)