それにしても花粉症がひどい。
花粉症が治る前と同じくらいまで症状が悪化している気がする。

ここでは何度か書いていることだけれども、
私と花粉症のつきあいは長くかつ複雑だ。
小学校からひどい花粉症を10年近くわずらい、
20歳くらいで突然花粉症が治りそれから10年は症状が出ず、
30を過ぎた一昨年に再発したのだ。

今日などもびゅんびゅんと花粉が飛びまくっているせいだろう、
もうどこにいてもかゆくてかゆくてたまらない。

今日花粉ひどくない?と毎日のように恋人にきいているのだが
いやそうでも?といつも恋人はこたえる。
やはり私の症状が悪化してきているのか。
恋人の症状がよくなってきているとしたらそれはそれでうれしいのだが。

午前中、喫茶店で食事をしたあとに
家でHEROESというアメリカのドラマを見る。
恋人がレンタル開始を心待ちにしていたものだ。
どんな内容かわからないのでとりあえず一緒に見る。
チアリーダー役の女の子が従妹に似ていて(従妹は日本人なのだが、
なぜか西洋人のこの役柄の子と雰囲気とか顔立ちが似ているのだ)、
画面にでるたびにどきどきした。

おなかがすいたので昼すぎに野菜をたっぷりと入れた焼きそばを食べ、
夜は久しぶりに唐揚げをどうしても食べたいというので
食事療法は休止して鶏の手羽元で唐揚げをつくる。
それからさばの塩焼き、ほうれんそうのナムル、ペチュキムチ。
唐揚げはたくさん揚げたら3本あまったので
明日食べようね?といってこざらにうつしかえて机の上においておいたら
お風呂から出てみたら影も形もない。

食べ過ぎたらだめだっていったじゃないー?
3本ぜんぶいっきに食べたの?それとも1本ずつ、もうやめようかなーと思いながら食べたの?となんだかおかしくなってきいたら、
どうしてもおなかがすいてしまったのとおいしかったのとで
なにも考えるまもなくむさぼり食べてしまいました、ごめんなさい、
といっていた。
子どもみたいなことをいっているよ、まったく。

宮本輝さんの「草原の椅子」を読了。
というかこの本、前も読んだことがあった。ということは家の本棚のどこかにはあるはずなのだ。
気づかずに買った自分も自分だが(しかも上下巻とも)、
前も文庫で出しているのに「新刊」とかいって新刊コーナーに置くのはやめておくれよ。
新装丁なら新装丁と買いてくれないと間違えてしまうではないか。