今日はいちにち、家で仕事。
とにかくもりもりと片づける。もりもり。

遅くなると思っていた恋人が早く帰ってきたので
一緒にいえでごはん。
鯖を焼いて、あとはうどんを味噌汁がわりに。チョレギと大根のサラダ、大根の浅漬け、納豆、焼豚をすこし。

食後に、バレンタイン・デイ用のケーキをはんぶんずつ食べる。
とても甘くて、はんぶんをはんぶんしただけでふたりともギブアップ。

佐藤多佳子さんの「サマータイム」を読了。
いい物語でした。この手の児童文学は悪くない。

そういえば夕方、ふとテレビをつけてみたら
「ビルマの竪琴」をやっていた。
市川監督が亡くなって早速に番組にしちゃうなんて
商魂たくましいというかなんというか。

でも好きな映画なので見てしまいました。
「ビルマの竪琴」っていったい何度見ているのだろう。
昔のほうのは1~2度しか見ていないのだけれども、
新しいほうのは10回以上は見ている気がします。

英軍がhome,sweet homeを、日本軍が埴生の宿をともにうたうシーンや、
最後に柵の向こうの水島上等兵が万感の思いで「仰げば尊し」をかなでるシーンなどは
もうシーンに入る前から涙です。
戦争はやっぱりよくない。どんな事情があっても私はやっぱりそう思う。

話はちょっと変わって、私が学生のころの卒業式の定番といえば「仰げば尊し」。
ただ私は「仰げば尊し」よりも「巣立ちの歌」のほうが好きだった。
というよりも、仰げば尊しをならった記憶がないのだ。
やはり戦争にまつわる歌というぶぶんがあるからなのかもしれない。
(仰げば尊しの歌詞の2番の部分ですね)

「巣立ちの歌」は、歌詞もメロディもシンプルで、でもこころにのこる素敵な曲です。
確か中学校の卒業式のために最初は習ったと記憶している。
そう、私たちは巣立ちの歌をうたって卒業したのだ。
いまの小学生や中学生や高校生はなにを歌って卒業していくのだろう。

「巣立ちの歌」をうたって卒業しているひとたちがいたら
うれしいんだけどな。