仕事のつづき。
ひとまず今日やらなくてはいけないことをなんとか終える。

喫茶店で私にとっては朝ごはん、恋人にとっては昼ごはんを食べる。
恋人はとても早起きで、ここのところの私はたいてい寝坊で、
だから恋人は前の日につくっておいた「朝ごはん」や「晩ごはんのつづき」を毎日食べている。
起きられなくてごめん!とは思っているのだが、恋人はこういうことは本当にぜんぜん、気にならないらしい。
逆に私がひとりで食べていても気にしないということでもある。

しばらく散歩をして家に帰ったら、
干しておいたふとんや毛布がふんわりとあたたかく
しあわせな気持ちになる。
ふたりであたたかくなったふとんを取り込んで、太陽のにおいがするね?といいあう。
夕方に昼寝をしていた恋人は(朝が早いのでたいてい仮眠をするのだ)、
もうふあったか!といいながらぐるぐると毛布に巻かれていた。

買ってもらったケーキを食べて、スナック菓子も食べて、
仕事をしたり、あとは相撲の千秋楽を見たりする。
相撲なんてどこがおもろいかさっぱりわからんという恋人も、
そんなに興味がない私も、今場所はさすがに相撲が気になった。
結びのいちばんは、ふたりでソファに座ってじっと見た。
すごい試合だった。相撲はそんなに見ないけれども、それでもこの勝負の、ほかとの違い、みたいなものは画面いっぱいから伝わってきて、テレビで見ているだけなのに、冷や汗が出るようだった。

晩ご飯はハンバーグ、ポトフ、海老とチキンのドリア。つけあわせのキャベツ。
それぞれでメインとなりそうなものをなぜか3種類もつくってしまったことに気づいたのは
食事が終わってからだった。なんてハイカロリーな夜。
どうりでおなかがいっぱいになるはずである。

一応理由はあって、
晩ご飯はなに?と夕方にきかれて、ハンバーグだよ、といったら恋人はすごく喜んでいて、
一方でそういえば昨日、明日の夜はハンバーグとグラタンどちらが食べたい?ときいたら、グラタン!と即答していて(けれどもグラタンよりもドリアが好きだと本当は知っているのでドリアにした)、
さらに一方で、ポトフってなんなん?食べてみたい、と最近いっていて、
それを全部一気に、食事の準備をしているときに思い出したからなのだった。

よく考えたらやっぱりおかしかったかも。
ドリアは、ケチャップピラフ(っていうの?)をつくって敷いたらいつもよりおいしくなりました。
いつもはバターライスもしくはライスなんだけど。
海老とチキンって海のものと山のものだが、そこは気にせず両方入れる。

村上春樹さんの「ふしぎな図書館」を読了。
村上ワールドである。