さ、さむい・・・
今日は本当に寒いですね。

雪が降ると聞いていたので
寒いのは嫌だけれども起きたら一面雪景色!というのも
東京らしくなくていいかなと思い、
目覚めてすぐにカーテンを開けてみたけれども1ミリも雪なんて降っていないし
降った形跡すらない。

昨晩の天気予報はどこも「大雪に警戒」くらいのことをいっていたのに
どうなったんでしょう。まあいいけど。

今日は術後の定期検査があったため、聖路加へ。
「ずいぶん顔色もよくなりましたね」というM先生の顔色のほうが真っ青。額は真っ黒。
このセンセイは、眠らないと額が黒くなるのです。
「センセイ、顔色悪すぎですよ、なんか自分のことどうでもよくなっちゃうなあー」といったら、
「先週ちょっと忙しくしてましてねー」、と私より数歳は年下と思われるかわいい女医さんはいうのだった。

弟に(弟は小児科です。周産期が専門なので産科ともかなり連携している)、私の主治医のセンセイ(産婦人科)の顔色が悪すぎるんだけどーというと、ああ産婦人科は寝る暇ないからねえ、と遠い目になっていう。
かくいう弟も毎日眠れて数時間。いまは大学院にも行っているので、通常の診察と実験とで全然寝ていないらしい。
身近にこういう若くて頑張っていて患者さんたちの未来のために寸暇も惜しまず、結果的に眠る暇もない医者たちがいるのは
医療にたいする信頼もうまれるけれども、そうでない医師たちとの不公平感もやはり感じざるを得ない。

話がそれてしまったが、診察してもらったところ、傷口もかなりきれいになってきているとのこと。
病理の結果がわかるのは来週になる。

恋人に結果を電話。
恋人は私の病院の結果をどう考えても私よりも気にしながらじりじりと焦りながら待っているのです。
少しでも遅れようものならがんがん電話がかかってくるし、
今日は検査を受けるだけで結果はわからないよと話していても、「今日」のことをいつも聞きたがる。

傷口だいぶよくなったらしいよーというと、
ほんまよかったなあ、もうばっちりやといつものようにこたえる。
結果を聞くとあっさりと電話を切るのはいつもの恋人なのに、いまかいまかと電話をそばにおいて
待っているところがなんとも不思議のようなかわいらしいような。もちろんうれしいような。

病院のあとは、花粉症の注射を打ちに、毎年行っている銀座の内科へ。
センセイに「今年もきましたか」といわれる。
今年のスギ花粉は去年の2倍くらいだそうですよ。みなさん気をつけましょう。

明日は恋人の人間ドックの日。
なんともないといいんだけど。

岡田光世さんのエッセイ「ニューヨークの魔法は続く」を読了。
素敵なはなしがいくつもある、よいエッセイでした。