今夜から明日にかけて雪がふるらしい。
いま少し外に出てみたら、なるほど確かにとても寒くなってきている。
寒いね寒いねといいながら恋人と家に戻る。あたたかい部屋。
明日は病院に行く日だ。
午後から検査なのだが、それまでに晴れるだろうか。
今日は一日、あまり仕事もせずにのんびりとすごす。
ひたひたと明日からの仕事がこころに押し寄せてきてどきどきしているのだが
ええい、今日はのんびりしてしまうのだ!
近所の喫茶店で遅めの朝ごはんを食べ(恋人はランチ、私はトースト)、
その後は中野の商店街を買い物兼さんぽをする。
まずは商店街のなかほどにある宝石店で、ペンダントのリフォーム。
いつもは家の近くにあるアクセサリーの学校でリフォームをしてもらっていたのだが、
そこがなくなってしまったので、飛び込みでその宝石店に行く。
なおしてもらえないかなあと思っていたのだが、
奥さまらしいひとがすごくていねいになおしてくれて、さらにものすごくていねいに磨いてくれて、
おいくらですか?と聞いたら、すごーくびっくりした顔で、
「え、無料ですよー。無料でいいですよー」。
悪いなあと思ったけれども、ありがたくサービスにあずかり、お店をあとにする。
これまでもいくつかの店で同じようにリフォームしてもらったのだが、
無料だったことは一度もないし(おかねを取って当たり前だとも思うし)、
しかしこのお店よりも丁寧にリフォームしていただいたことはただの一度もない。
その後、お世話になっている方への贈り物を探しに酒屋さんへ。
おすすめのお酒を買い、宅配の手配をする。
「丁寧のねいって字、忘れちゃったー」と恋人にいったら、酒屋さんがすかさず
電子辞書を出してくれる。
あ、電子辞書!すごい!といったら(酒屋のおじちゃんはけっこう年配なのだ)、
おじちゃんはすごくうれしそうに「いいでしょ、これ」といって、「寧」の字を変換して見せてくれた。
このお店、店構えのわりにワインなどが豊富で、しかもけっこういいワインをかなり安くおいている(らしい)。
ネットで買うと10万円もするんだよ、ネットには気をつけたほうがいいよ、といっていた。
ワインのことは全然わからないので、実際のところは不明なのだが、
親切だしいいお店だった。
さらにこれまたお知り合いに送るために、新井薬師の商店街まで足を伸ばし、
手製の唐辛子煎餅を求める。
このお店も店主が一枚一枚手焼きをしているお店だ。
スーパーマーケットもコンビにもデパートドラッグストアも
私はよく利用するけれども、
中野に引っ越してからは、ちいさな商店を利用することのほうが多くなった。
野菜は八百屋さん。肉は肉屋さんだし、魚は魚屋さん。
豆腐は豆腐屋さんで求めるし、薬は薬屋さんで相談しながら決める。
新鮮でおいしい果物は、間違いなく果物屋さんだ。
どのお店も商品の知識がものすごく豊富だし、話していて楽しくなる。
そりゃーこの道、何十年のひとたちだものね、と恋人とも納得しながらお店を利用する。
なかにはなんだこの店!というお店だってあって、
そういうお店からは足が遠くなるけれども、それでもその何倍も、おじちゃんおばちゃんが一生懸命いいものを売っているお店があって、私はそういうお店のほうがどれほどか好きだと思うのだ。
さて商店街でかなり買い物をして、本屋さんで本を買い、
(ものすごく記憶力のよい店員さんがいてびっくりした。なにしろ一度領収証を書いてもらったら、フルネームで名前と漢字を暗記してしまっているのだ)
家に戻る。
家ではしばらく本を読み、恋人の髪を切る。
だんだん手馴れてきて時間も早くなった。
今夜はカレー。手羽元のから揚げ、豆腐とかいわれ大根と青紫蘇のサラダ、せんキャベツ、大根の浅漬け、しじみの味噌汁、ペチュキムチ、カクテキ、烏賊のキムチ。
恋人はカレーとから揚げを食べまくっていました。大丈夫かしら。
角田光代さんの「ちいさな幸福」を読了。
途中で気づいたのですが、前も読んだことがある本でした。
また買ってしまった。ときどきこういうことをしてしまいます。
前に読んだのと同じくだりでまた感動する。
いま少し外に出てみたら、なるほど確かにとても寒くなってきている。
寒いね寒いねといいながら恋人と家に戻る。あたたかい部屋。
明日は病院に行く日だ。
午後から検査なのだが、それまでに晴れるだろうか。
今日は一日、あまり仕事もせずにのんびりとすごす。
ひたひたと明日からの仕事がこころに押し寄せてきてどきどきしているのだが
ええい、今日はのんびりしてしまうのだ!
近所の喫茶店で遅めの朝ごはんを食べ(恋人はランチ、私はトースト)、
その後は中野の商店街を買い物兼さんぽをする。
まずは商店街のなかほどにある宝石店で、ペンダントのリフォーム。
いつもは家の近くにあるアクセサリーの学校でリフォームをしてもらっていたのだが、
そこがなくなってしまったので、飛び込みでその宝石店に行く。
なおしてもらえないかなあと思っていたのだが、
奥さまらしいひとがすごくていねいになおしてくれて、さらにものすごくていねいに磨いてくれて、
おいくらですか?と聞いたら、すごーくびっくりした顔で、
「え、無料ですよー。無料でいいですよー」。
悪いなあと思ったけれども、ありがたくサービスにあずかり、お店をあとにする。
これまでもいくつかの店で同じようにリフォームしてもらったのだが、
無料だったことは一度もないし(おかねを取って当たり前だとも思うし)、
しかしこのお店よりも丁寧にリフォームしていただいたことはただの一度もない。
その後、お世話になっている方への贈り物を探しに酒屋さんへ。
おすすめのお酒を買い、宅配の手配をする。
「丁寧のねいって字、忘れちゃったー」と恋人にいったら、酒屋さんがすかさず
電子辞書を出してくれる。
あ、電子辞書!すごい!といったら(酒屋のおじちゃんはけっこう年配なのだ)、
おじちゃんはすごくうれしそうに「いいでしょ、これ」といって、「寧」の字を変換して見せてくれた。
このお店、店構えのわりにワインなどが豊富で、しかもけっこういいワインをかなり安くおいている(らしい)。
ネットで買うと10万円もするんだよ、ネットには気をつけたほうがいいよ、といっていた。
ワインのことは全然わからないので、実際のところは不明なのだが、
親切だしいいお店だった。
さらにこれまたお知り合いに送るために、新井薬師の商店街まで足を伸ばし、
手製の唐辛子煎餅を求める。
このお店も店主が一枚一枚手焼きをしているお店だ。
スーパーマーケットもコンビにもデパートドラッグストアも
私はよく利用するけれども、
中野に引っ越してからは、ちいさな商店を利用することのほうが多くなった。
野菜は八百屋さん。肉は肉屋さんだし、魚は魚屋さん。
豆腐は豆腐屋さんで求めるし、薬は薬屋さんで相談しながら決める。
新鮮でおいしい果物は、間違いなく果物屋さんだ。
どのお店も商品の知識がものすごく豊富だし、話していて楽しくなる。
そりゃーこの道、何十年のひとたちだものね、と恋人とも納得しながらお店を利用する。
なかにはなんだこの店!というお店だってあって、
そういうお店からは足が遠くなるけれども、それでもその何倍も、おじちゃんおばちゃんが一生懸命いいものを売っているお店があって、私はそういうお店のほうがどれほどか好きだと思うのだ。
さて商店街でかなり買い物をして、本屋さんで本を買い、
(ものすごく記憶力のよい店員さんがいてびっくりした。なにしろ一度領収証を書いてもらったら、フルネームで名前と漢字を暗記してしまっているのだ)
家に戻る。
家ではしばらく本を読み、恋人の髪を切る。
だんだん手馴れてきて時間も早くなった。
今夜はカレー。手羽元のから揚げ、豆腐とかいわれ大根と青紫蘇のサラダ、せんキャベツ、大根の浅漬け、しじみの味噌汁、ペチュキムチ、カクテキ、烏賊のキムチ。
恋人はカレーとから揚げを食べまくっていました。大丈夫かしら。
角田光代さんの「ちいさな幸福」を読了。
途中で気づいたのですが、前も読んだことがある本でした。
また買ってしまった。ときどきこういうことをしてしまいます。
前に読んだのと同じくだりでまた感動する。