どうも最近働きすぎている一方で、
今日のプレゼンテーションがうまくいったこともあり
明日は久しぶりに完オフにしちゃおうかしらーと目論んでいるいま。

なんだかしあわせな気分です。

しかし来週はかなりのハードワークな日々になりそうなので、
やはり仕事しておいたほうが相当いいような気がしなくもない。ううむ。

いま読み始めている、
岡田光世さんの「ニューヨークの魔法は続く」のなかに、
こんな言葉が紹介されていた。

I regret that I have but one life to lose for my country.
(祖国に捧げる命がひとつしかないとは残念だ)

独立戦争の英雄、ネイサン・ヘイルの言葉だそうです。
ワシントンが敵の正確な軍事情報を手に入れる必要に迫られたとき、
危険を冒して英軍のなかに入っていこうと志願したのは彼一人。
結果、英軍にスパイとして拿捕され、殺されました。
この言葉は殺される直前にヘイルが言ったとされる言葉で、
NY市役所傍のヘイルの立像に刻まれているとか。

これって有名なのかしら。映画にもなったことがあるようだし。
私は知らなかったけど!

いまこの時代に生きていて、「祖国」に人生を賭そうと生きているひとは
たぶんそう多くはないと思う。もちろん私を含めて。
(しかしその志のもとに、今のこの日本で生きている人を、何人かは直接知ってもいます。いずれも尊敬に値するひとばかり)

ただこういう故人たちによって、国だったり時代だったりというのは
できていくのだなあと思うと、
そうしていま私は生きているのだなあと思うと、
なんだかとても感慨深い。

一方で、対象を「祖国」から私にとっての身近なものに置き換えると、
ヘイルの言わんとすることもとてもよくわかったりもする。

いろいろと考えさせられることばです。

「サラエボの花」、気がつけばもうすぐ公開が終わり。
見に行きたい。行けるかな。行きたいな。