ということで、
父のたんじょうびプレゼントを買いに街に出た。

プレゼントといえば、今回は
父へのプレゼントに加えて、

従妹の結婚祝いの鍋と、
(ずっと以前にリクエストされたもの)
父にだけプレゼントを贈るのもなんなので、母にもおまけのプレゼントと、
(以前はたんじょうびのほうにだけ贈っていたのだけれども、最近はメインとサブ、という感じでふたりになにがしか贈っている)
週末に開催される恋人の会社スタッフの忘年会用のプレゼント
(ひとり2000円以内でプレゼント交換をする)

そして恋人へのクリスマスプレゼント、も

見繕うことにする。

従妹には前から気になっていたお店のほうろう製の平鍋、ミルクパン、ケトルをセットで手配し、
父と母にはそれぞれ手袋をえらぶ。
おそろいではないのだけれども、雰囲気が似ているものを選ぶことができた。
長野はとてもとても!寒いので、あったかくて手首まできちんと隠れるタイプのもの。
犬の散歩にでも使ってほしいものだ。
昼間の宅急便に乗せられたので、たんじょうび当日には手元に届く。よかった。

恋人のプレゼントも迷いに迷ってなんとかえらぶ。
毎年恋人とはおたがいのプレゼントを見立てあうことにしているのだが、
それとは別にいつもサプライズプレゼントも用意していて、
今日選んだのはサプライズのほう。
喜んでくれるといいのだけれど。

プレゼントのこと。

私はプレゼントが大好きだ。
もらうのだってもちろん好きだけれど、贈るほうがずっと好き。
たいせつなひとの顔を思い浮かべながら
ああでもないこうでもないと下調べをしたり売り場をまわったりお店のひとと相談したり
そうして決めた、たったひとつのなにかを
たいせつにたいせつに持って帰るときの幸せ。

あるいは遠くに住むたいせつなひとに
そろそろ届いたかなと想像するあたたかいきもち。

そんなおおげさなものではなくて
たいていはちいさくささやかななにかなのだけれども
いつもプレゼントを選ぶとき
私のこころはとてもおだやかに満ちている。