きもののお稽古へ。
名古屋帯で袋むすびの復習、が今日のテーマである。

さすがに1週間とばすと、帯の結び方などはほとんど忘れている。
それでも先生に教わりながらなんとかきものを着て、帯を結んで・・・
というのを2回繰り返して、今日のお稽古を終える。
変なところにちからが入っているせいだろう、終わるとかなりぐったりする。

今日のきものは深い紺の厚めのもので、赤の紋様が入っている。
これも似合わないかなと思ったのだが、最後の着姿、やっとすこぅし様になった感じ。
毎週いろいろなきものを着られてとても楽しいし、
先生方にきつけを習うあいだに、きもの以外の作法も見様見真似で憶えていくしで
いまの私にとってはいいことづくめだ。

街をゆくきもの姿のひとに目がいくようになるよとは、
きものの師匠の友人のことばなのだが、確かにそのとおり。
世の中にはまだまだきものを着て街を歩いているひとがけっこういるものだ。
きものに意識がいくまではあまり気にも留めていなかったのだが。

あんな道行がほしいなあとか、素敵な髪型だなあとか、
あの帯はとても季節にあっているなあとか、ついついきょろきょろとみまわして
ひっそりと熱い視線を送ってしまう。

先日つくった普段着用のきものがそろそろできてくるころなので、
そうしたら私もきものを着て外出をしよう。

今夜は恋人が学校に行っているので、ひとりでご飯。
鮭の塩焼き、冷奴、きゅうりの浅漬け、豆腐の味噌汁。
シンプル。そしておいしい。