昨日の暑さとうってかわって涼しい一日。
9月になるとサンダルをはくのは気恥ずかしい。
だからもうブーツを履いている。
ブーツとサンダルが好きで、パンプスは苦手。
合着の季節も足元だけは季節を先取りをする。
夏に向かう季節ならサンダルだし、その逆はブーツ。

今年は編み上げのショートブーツを新調した。
新しい靴を履くのは気持ちがいい。
まだ足にきちんと馴染んでいなくて、けれども少しずつ馴染んでくるのがわかる。
そんな感じ。

ここのところ着物にうつつを抜かしていて、
履物もしたがって、草履が気になる。
まずは礼装用の草履をひとつ買った。
ほしいと思っているものがあるのだが、注文生産のため1ヶ月近くかかるらしい。
お値段もそれなりに高価。
それでもとても素晴らしい履物だそうなので、どこかのタイミングでぜひとも手に入れたいと思う。
だって靴にマノロやジミー・チュウがあるように、草履にも美しい草履がある、んだそうですよ。
欲しくなるでしょう。マノロのような草履。

今夜は恋人が学校の日で遅いので、スーパーマーケットやら魚屋さんやらお花屋さんやらに寄り道をして帰ったら、部屋にあかりがついている。
今日は学校を休んで、家で仕事をしていたのだと恋人はいう。

あかりがついている部屋に帰るのは、真っ暗な部屋に帰るよりもうれしいのだけれども、
一方で、よほどもっと早く帰ってこられたらよかったといつだって思う。
たとえほんの数時間でも数分でも数秒でも
一緒にいられるのならば一緒にいたいと思うのは
恋人と恋人になってから数年経ってもまったくかわらないことだ。
不思議だ。不思議だけれどもあたりまえ。

一緒にいるといっても、とくに話をしたりなにかを一緒にしたりするわけでもないのだが、
お互いに別々のなにかをしていて、それに飽きたりするとふらりと声をかけたりふざけたりする。
そういうことがとても好きだと思う。
そういうことをできる恋人と、恋人との関係を。

今朝は昨日の焼きそばの残りをトーストにくるんで、焼きそばパン。
夜は一日部屋にこもっていたという恋人と、気分転換に外でごはん。
珍しくイタリアン。

重松清さんの「口笛吹いて」を読了。
よしもとばななさんの「High and dry(はつ恋)」をよみはじめる。

ここのところ、夜は着物や紋の本を読んで勉強。
知らないことだらけでびっくりとする。
そういえば来月は資格の試験があるのに、その勉強はしていない。
しまった。そちらの勉強もしないと。