3日連続の晴れ。
夏のような日差しと青空のなかを散歩していると
夏が戻ったような錯覚も憶えるけれど
夕方になるともう日は暮れていて、夜になるとりりりりと虫が鳴く。

明日から会社だと思うと
それだけでかなり憂鬱だ。
10年以上も仕事をしていて、こんなふうに思うのは、こんなふうな状態が続くのは無論はじめてのことで、
そうしてここから脱け出すきっかけすらない。
たぶんもうだめなんじゃないかと思う。
あとは時期をどこに置くかだけだ。
もったいぶっているわけでもないけれども、諸々の事情があっていまはのらりくらりと様子を見るのがいいような気がしている。
しかしこののらりくらりぶりが精神を蝕んでいるような気もするがどうだろう。

今朝は新しい喫茶店を開拓しようかということで、サンモールのほうへいき、
でも結局はそのお店が開いていなくて、前に行ったことがあるお店に行く。
ハムエッグとベーコンエッグ、トーストとバケットをそれぞれ頼む。
コーヒーがおかわり自由だったので3回もおかわりをする。

tsutayaでゴッド・ファーザーの1と3を借りてきてみる。
昨日は1がなかったので2を借りてしまい、はじめてみる私にはちょっとちんぷんかんぷん。
けれども今日は1と3だったので、前後がきちんとつながってなかなかおもしろかった。
おもしろいというのは笑えるというわけではもちろんない。
とてもかなしく暗示的な映画だと思う。
ふつうの家で安穏と暮らせることを感謝しなければならないだろう。
子どもはうまれる家を選べないのだから。
それにしても最後のあたりに出てくるオペラ・ハウスのシーンは、数年前のウィーンのオペラ・ハウスの記憶を髣髴とさせてより臨場感が高まった。

映画を見た後におなかがすいたので焼きそばを作って食べる。
夕方過ぎに食べてしまったから、今夜はきっとおにぎりとかかんたんなもので済ませることになりそうだ。