ついに買いました。
きもの。
え。ほんとうに買ったの。
と思われたみなさん、ごめんなさい。
買いました。
だって欲しかったんだもの。
欲しいものが見つかってしまったんだもの。
本気できものに興味を持ち始めてからは数えるほどしか日にちが経っていないけれども。
それでも持ちうる限りの時間とこころを総動員して、
やっと見つけた、好きだなと思えるきもの。
ちいさなちいさなふくらすずめの江戸小紋で、色は朱色。
あとは袋帯(おめでたい席に出るので)、きりりとした色使いの帯締め、格調高い雰囲気の帯揚げ、品がよい長襦袢、草履、足袋、下着などなど。
一式そろえてかなりの出費ではあるけれども、出費という気持ちはまったくしない。
ほしかったものがやっと手に入ったのだ。
うれしい。ひたすらにうれしい。そんな感じ。
最後は仕事で忙しい恋人にまで登場してもらって、
いくつか選んでいたなかから、結局、恋人もいちばん似合うといい、私自身もほしいと思ったきものはぴたりと一致して、
あとの帯締めや帯揚げなどは恋人が選んでくれたものを私が気に入るという感じで、
おおきな買い物で、なおかつはじめてのきものという、恋人に最初にみてほしかったものを一緒に選べてほんとうにうれしいと思う。
初のきものをきる結婚式の日には、式場まで迎えにきてくれるといい、
そのまま外で食事をしようかなんていつにない提案までしてくれる。
きもの楽しみやな、ほんまあれ似合ったでといわれ、
似合わないものや好きではないものはきちんといってくれる恋人なだけに
とてもうれしくおもう。
こころづかいも。なにより恋人もきものを楽しみにしてくれることも。
どうして急にきものきものといいはじめたのかという話をしながら、
たとえば韓国ではみな礼装のときはチマ・チョゴリを着るのに、日本人は着物あまり着ないでしょ、
そういうのおかしいと思ったの、といったら、
ああそれは、その感じはよくわかる、と恋人はいう。
確かにみんなチマ・チョゴリ着てるで。まあなんにでも柔軟なのは日本人のよさやとは思うけどな、ともいいそえながら。
そういえば呉服屋さんできものをためさせてもらっているときに、
着付け教室の生徒さんと思しきおばさまがたがどやどやとやってきて、
あらあ、いいおきものねえ、その色、すごく顔にあっているわあと口々にいってくれたのもうれしかった。
店主さんや手伝いの女性がほめてくれるのとまた違ううれしさ。
お仕立てがあがるのがほんとうに楽しみだ。
たくさん相談にのってくれたKちゃんにこころから感謝。
来月からは呉服屋さんでひらかれている着付けの教室にも通うことにして
(なんと1回1000円というお値段である。すばらしい)
あとはいっそう、きものとむきあうことの準備をすすめようと思う。
さて夜は、恋人と仕事の打ち合わせに出向く。
かなり有名なコンサルタントのかたがたに会って、ざっくばらんにご意見をうかがうという会だったのだが、
ものすごく充実したいい時間になった。
安心もしたしモチベーションもあがったしすっきりとした。
恋人もまったく同じことをいっていて、ふたりで決意をあらたに帰途につく。
また恋人の会社でなかなかにうれしいことがあったので、
今日はうれしいことつづきだから祝杯をあげよう!と、中野の街にくりだし、はじめてお邪魔するお店でひとしきり飲んだり食べたりする。
このお店がまたとてもおいしく、お店のかたも感じがよく。
ああ今日はなんていい日なんだろう。
きもの。
え。ほんとうに買ったの。
と思われたみなさん、ごめんなさい。
買いました。
だって欲しかったんだもの。
欲しいものが見つかってしまったんだもの。
本気できものに興味を持ち始めてからは数えるほどしか日にちが経っていないけれども。
それでも持ちうる限りの時間とこころを総動員して、
やっと見つけた、好きだなと思えるきもの。
ちいさなちいさなふくらすずめの江戸小紋で、色は朱色。
あとは袋帯(おめでたい席に出るので)、きりりとした色使いの帯締め、格調高い雰囲気の帯揚げ、品がよい長襦袢、草履、足袋、下着などなど。
一式そろえてかなりの出費ではあるけれども、出費という気持ちはまったくしない。
ほしかったものがやっと手に入ったのだ。
うれしい。ひたすらにうれしい。そんな感じ。
最後は仕事で忙しい恋人にまで登場してもらって、
いくつか選んでいたなかから、結局、恋人もいちばん似合うといい、私自身もほしいと思ったきものはぴたりと一致して、
あとの帯締めや帯揚げなどは恋人が選んでくれたものを私が気に入るという感じで、
おおきな買い物で、なおかつはじめてのきものという、恋人に最初にみてほしかったものを一緒に選べてほんとうにうれしいと思う。
初のきものをきる結婚式の日には、式場まで迎えにきてくれるといい、
そのまま外で食事をしようかなんていつにない提案までしてくれる。
きもの楽しみやな、ほんまあれ似合ったでといわれ、
似合わないものや好きではないものはきちんといってくれる恋人なだけに
とてもうれしくおもう。
こころづかいも。なにより恋人もきものを楽しみにしてくれることも。
どうして急にきものきものといいはじめたのかという話をしながら、
たとえば韓国ではみな礼装のときはチマ・チョゴリを着るのに、日本人は着物あまり着ないでしょ、
そういうのおかしいと思ったの、といったら、
ああそれは、その感じはよくわかる、と恋人はいう。
確かにみんなチマ・チョゴリ着てるで。まあなんにでも柔軟なのは日本人のよさやとは思うけどな、ともいいそえながら。
そういえば呉服屋さんできものをためさせてもらっているときに、
着付け教室の生徒さんと思しきおばさまがたがどやどやとやってきて、
あらあ、いいおきものねえ、その色、すごく顔にあっているわあと口々にいってくれたのもうれしかった。
店主さんや手伝いの女性がほめてくれるのとまた違ううれしさ。
お仕立てがあがるのがほんとうに楽しみだ。
たくさん相談にのってくれたKちゃんにこころから感謝。
来月からは呉服屋さんでひらかれている着付けの教室にも通うことにして
(なんと1回1000円というお値段である。すばらしい)
あとはいっそう、きものとむきあうことの準備をすすめようと思う。
さて夜は、恋人と仕事の打ち合わせに出向く。
かなり有名なコンサルタントのかたがたに会って、ざっくばらんにご意見をうかがうという会だったのだが、
ものすごく充実したいい時間になった。
安心もしたしモチベーションもあがったしすっきりとした。
恋人もまったく同じことをいっていて、ふたりで決意をあらたに帰途につく。
また恋人の会社でなかなかにうれしいことがあったので、
今日はうれしいことつづきだから祝杯をあげよう!と、中野の街にくりだし、はじめてお邪魔するお店でひとしきり飲んだり食べたりする。
このお店がまたとてもおいしく、お店のかたも感じがよく。
ああ今日はなんていい日なんだろう。