ひらめきの場所。

「ひらめきやすい場所」は布団の中、が上位。
と、何かの調査に載っていた。

布団の中。

知り合いで、おそらくは天才の部類に入るひとがいるのだが、
そのひとは、夢でみたことをかたちにするのだというようなことをいっていた。
そうするとその商品なりなんなりは、記録的大ヒットを飛ばすような、すごいものになるのだそうだ。

便利な夢である。

最近あまり夢を見ない。
見ているのかもしれないけれども憶えていない。
どうっと眠ってしまうせいもあるけれども、
夢を見なくても済むような精神状態なのだということだろう。
夢は不安なときのほうが見る。精神的に抑圧されているようなとき。
昔は本当によく夢を見た。
夢を見ないことのほうがずっと少なくて、眠りもとても浅かった。
そもそも10年近く、枕元に携帯電話を置いて眠るという
どう考えても不健康な生活をしていて、それがなくなったということが大きいのではないかと思う。

以前は毎週日曜日の夜（というか月曜日の朝）に、決まって会社の夢を見た。
しかも稼働中のプロジェクト会議、とか、デスクに座って仕事をしていて隣の先輩と話をしている、とか、ものすごくリアルで具体的な夢。
これでは日曜日の夜から仕事をしているようなもので、
目が醒めた月曜日の朝はとてもがっかりしたものだ。
最近はもちろんこんな夢はみない。

そういえば昨日、寝言で「これに赤字を入れて戻してもらえる？」といっていた。
なんで自分の寝言がわかったかというと、薄い夢をみていたときだから、そう喋りながら目が醒めたのである。
夢のなかで仕事をしていたらしい。久しぶりにみた夢なのに。
どうせ見るならもっと素敵な夢を見たい。
きらきらしたような夢。

ひらめきといえば。
子どものころ、あばれはっちゃくという子ども向け番組をやっていて、逆立ちをしたり変な格好をしたりしながら、
ひらめけひらめけ～と呪文を唱えていたっけな。
お金持ちのお坊ちゃんはなぜか代々みな「○○彦」くんという名前だったのが謎でした。