先日、友だちと久しぶりに夜、食事をした。
その友だちと、という意味でも、夜、という意味でも。

ひとと会うのが億劫、という状態はまだ続いていて、
ただし億劫ではないひとももちろんいる。
それがその友だち、であったり、あるいは会社の同期の何人かの友だち、だったりして、
いずれももう10年来の仲だから、いやーけっこうしんどくてさーみたいな話をふつうにできる友だちばかりだ。
数少ないけれども、そういう友だちがいて良かったなあと思う。

さて食事である。
西荻窪の「のらぼう」という、野菜がとてもおいしい和食屋さんに行く。
ものすごく好きな感じのお店で、久しぶりに通いたくなるようなお店と出会った。
またじっくりと、これについては書くようにしよう。

友だちとは、お互いの近況を話したり、どうでもいいようなことを話したりして、
あっという間に時間が過ぎる。
そういえばこんなふうに誰かと何度もおおきな声で笑ってしまうような話をしたのは、ずいぶんと久しぶりのことのように思う。

旅の土産だという味噌、彼女がつくった単行本(とても気苦労が多かった本なのだそうだ・・・)、引っ越し祝いと退院祝いというハンドメイドのヨットのモビール、そうして石鹸をあわだてられないという日記を読んだらしく、あわ立てるための道具のようなものなどをもらう。

私もたまたま街を歩いていて見つけた味噌を彼女にプレゼントとして持っていたので(彼女は味噌好きなのである)、なんだかおかしい。

食事にも彼女との久しぶりの会にも満足し、
家に帰って早速モビールをつるす。
素朴だけれども洒落た色づかい。
ゆらゆらと揺れるモビールは、部屋の素敵なアクセントになった。


ヨットのモビール
ヨットのモビール。