今日はおじぃとランチ。
中野サンプラザで待ち合わせ、ビルの上のイタリアンレストランで食事をする。
決して私が中野に呼びつけたわけではなく、
おじぃの家も比較的近くなのだ。
中野サンプラザの上階ってはじめて行ったのだけれども、
かなり穴場、な気がする。
とにかくものすごーく、景色がよいのだ。
中野にはサンプラザくらいしか高いたてものがないし、
左手には新宿から東京方面が、右手には富士山まで、
ずーっと景色が広がっている。
夜景もさぞかしきれいだろう。
おじぃも初めて、という景色に釘付けとなり、
そのすばらしい眺めにふたりともしばらく黙って景色を堪能する。
すごいですね、ここ。お口説きスポットですね。といったら、
口説いたところで行く場所ないじゃんよぉ。中野だし。とおじぃがいって、
ふたりでげらげら笑った。
久しぶりに会ったので、久しぶりの話をたくさんした。
おじぃは会わないあいだに韓国にはまっていて、しょっちゅう韓国に遊びに行っている。
そういえば私の恋人、韓国人なんですよ、在日だけど。といったらすごく喜んでいた。
すげーじゃんハンリュウじゃん、すげー。とかいって。
韓国は料理もおいしいんだよね、というので、
中野で見つけたおいしい韓国料理のお店を教えてあげた。
中野五叉路のそばにあるTONTOという、サンギョップサルがとてもおいしいお店で、「これは本場の味や」と行くたびに恋人もいうので、おそらくは本当に本場の味なんだろう。
といったら、絶対いくいく、今度はそこにしようよ、ということになった。
そうだ、せっかくだから、近くに住むMさんも誘わなくちゃ。うふふ。
そもそもMさんとおじぃと私は、もともと仕事仲間というか、エディターでありライターをMさん、おじぃがカメラマン、私がディレクションをするという感じだったのだ。懐かしい。
もうずっと前の、新入社員だったころの私をふたりとも知っている。
そうして私も、10年前からのふたりを知っている。
ちなみにMさんは本職はエディターではなくて作詞家なのだが、すごく長いつきあいのくせにおじぃはそれを最近までぜんぜん知らなかったとかで。
それ遅くないですか、私ずっと前から知ってましたよ?と軽く自慢をして悔しがらせておいた。
○○だって××だって、Mさんの詩なんですよ、とかいって。
ともあれふたりで、作詞家なんてすごいかっこいいよねえということで一致し、オレ作詞家の知り合いいるんだって自慢してるんだよねというので、私もしてますよ自慢、などといって、またふたりでげらげら笑った。
げらげら笑いながらも、私はおじぃがカメラマンであることも自慢だけどね、とこころのなかで思った。
おじぃの撮る写真が私は大好きで、だからたいていの仕事はおじぃに撮影をお願いしていた。
いまはもう編集の仕事をすることはほとんどないから、おじぃと仕事をすることもしたがってぜんぜんない。
ただこの先、また撮影をすることがあったら、おじぃにお願いすると決めている。
もうずっと前に、おじぃが撮った写真を絵葉書にしてくれたことがあって、
それは度重なる転居に耐え、ずっと家に飾ってある。
おじぃの写真は、なにを撮っても…人でも家でも石でもガラス瓶でも…とてもあたたかく、ほんわりとしていて、茶目っ気があって、本当におじぃそのもの、という感じなのだ。
ひとしきり話をして、仕事にいくというおじぃを見送って。
バイバイまたねとずっと手を振る。
おじぃと会って、なんだかまた少しずつ元気になった。
ありがとう。またね。また近々ね。
中野サンプラザで待ち合わせ、ビルの上のイタリアンレストランで食事をする。
決して私が中野に呼びつけたわけではなく、
おじぃの家も比較的近くなのだ。
中野サンプラザの上階ってはじめて行ったのだけれども、
かなり穴場、な気がする。
とにかくものすごーく、景色がよいのだ。
中野にはサンプラザくらいしか高いたてものがないし、
左手には新宿から東京方面が、右手には富士山まで、
ずーっと景色が広がっている。
夜景もさぞかしきれいだろう。
おじぃも初めて、という景色に釘付けとなり、
そのすばらしい眺めにふたりともしばらく黙って景色を堪能する。
すごいですね、ここ。お口説きスポットですね。といったら、
口説いたところで行く場所ないじゃんよぉ。中野だし。とおじぃがいって、
ふたりでげらげら笑った。
久しぶりに会ったので、久しぶりの話をたくさんした。
おじぃは会わないあいだに韓国にはまっていて、しょっちゅう韓国に遊びに行っている。
そういえば私の恋人、韓国人なんですよ、在日だけど。といったらすごく喜んでいた。
すげーじゃんハンリュウじゃん、すげー。とかいって。
韓国は料理もおいしいんだよね、というので、
中野で見つけたおいしい韓国料理のお店を教えてあげた。
中野五叉路のそばにあるTONTOという、サンギョップサルがとてもおいしいお店で、「これは本場の味や」と行くたびに恋人もいうので、おそらくは本当に本場の味なんだろう。
といったら、絶対いくいく、今度はそこにしようよ、ということになった。
そうだ、せっかくだから、近くに住むMさんも誘わなくちゃ。うふふ。
そもそもMさんとおじぃと私は、もともと仕事仲間というか、エディターでありライターをMさん、おじぃがカメラマン、私がディレクションをするという感じだったのだ。懐かしい。
もうずっと前の、新入社員だったころの私をふたりとも知っている。
そうして私も、10年前からのふたりを知っている。
ちなみにMさんは本職はエディターではなくて作詞家なのだが、すごく長いつきあいのくせにおじぃはそれを最近までぜんぜん知らなかったとかで。
それ遅くないですか、私ずっと前から知ってましたよ?と軽く自慢をして悔しがらせておいた。
○○だって××だって、Mさんの詩なんですよ、とかいって。
ともあれふたりで、作詞家なんてすごいかっこいいよねえということで一致し、オレ作詞家の知り合いいるんだって自慢してるんだよねというので、私もしてますよ自慢、などといって、またふたりでげらげら笑った。
げらげら笑いながらも、私はおじぃがカメラマンであることも自慢だけどね、とこころのなかで思った。
おじぃの撮る写真が私は大好きで、だからたいていの仕事はおじぃに撮影をお願いしていた。
いまはもう編集の仕事をすることはほとんどないから、おじぃと仕事をすることもしたがってぜんぜんない。
ただこの先、また撮影をすることがあったら、おじぃにお願いすると決めている。
もうずっと前に、おじぃが撮った写真を絵葉書にしてくれたことがあって、
それは度重なる転居に耐え、ずっと家に飾ってある。
おじぃの写真は、なにを撮っても…人でも家でも石でもガラス瓶でも…とてもあたたかく、ほんわりとしていて、茶目っ気があって、本当におじぃそのもの、という感じなのだ。
ひとしきり話をして、仕事にいくというおじぃを見送って。
バイバイまたねとずっと手を振る。
おじぃと会って、なんだかまた少しずつ元気になった。
ありがとう。またね。また近々ね。