ということで、切りました。
手術は無事に成功です。

お気づきの方も多いかと思いますが、初期の癌になってしまい、その切除手術を受けてきました。
告知を受けたときは、初期かどうかということよりも、その病名の重さにすごくつらい気持ちになったり動揺もしました。

が。この日記を読んでくださっているかたがたや、同僚や、友だちや、したしい親戚や、家族や、恋人が。
本当にあたたかく、それぞれがそれぞれらしく、あるいは想像を超えて、ふるまったり、接したり、支えたり、してくれたので。

こうしていまは、元気です。
患部は痛いけど!でも元気。

心配してくださったみなさん、
本当にどうもありがとうございました。

それでね。人間ドック、大事です。
私の父も叔母も、そして私も、人間ドックで癌が見つかりました。
お医者さまのお友だちからもいわれました。
30を過ぎたら、1年に1度は、人間ドック。自費でもなんでもね。

私の会社は、2年に1度です。今回、たまたまいい時期に受けたから、初期の段階で見つかりました。
でももしも。
時期がずれていたら、もっと重い状態…転移しているとか、あるいはもう手のほどこしようがないとか…いうときまで、見つからなかったと思う。

というのも、たまたま1年ほど前に、今回癌が見つかったところの調子が悪くて、病院に通っていたのです。
そのときはなんともないという診断だったので(実際になんともなかったんだと思う)、
だから多少、痛さがあったり、具合が悪くても、私は病院に行っていなかったと思う。
(実際に、その後もずっと具合は悪かったんだけれども、病院に行っていなかったし)

そういう意味で、私はとてもラッキーでした。
33歳で死んでしまうのは、やっぱりね、嫌ですよ。

そうそう。人間ドックで選んだ病院で、今回手術をした病院も、その道では有名なところだったので(たまたまなんだけど)それもラッキーでした。

身のまわりにも、若くして亡くなってしまったかたは結構います。
すごく親しいひとも含めて。
不慮の事故のひともいるし、病気のひともいる。
自らのいのちを絶ってしまったひともいます。
それが天寿なら仕方がないことには違いないのですが、
それでもひとの死とかおおきな病気はほんとうにつらいものです。

だからこれを読んでいるみなさん。
自分のからだは、そしてたいせつなひとのからだは。
きちんといたわってあげてくださいね。
なにかあってからでは遅いのです。

私も、今回の病気で、将来的にものすごく不安な要素ができてしまいました。
大丈夫だとお医者様もいいますし、ものの資料にも書いてありますが、やっぱり不安です。
こうなってからでは、遅いのです。

これからはいままでよりも。
自分とたいせつなひとのことを
いたわって、過ごします。

だからみなさんも。

なんだかいつもと違うトーンの日記になってしまいましたが。

なにはともあれ。
支えてくださったみなさん。
どうもありがとう。
これからも。メールしたり。おいしいもの食べにいったり。旅行したり。いつものように過ごしたり。しましょうね。

ナオより。