さてコーヒーの話である。
以前から度々、この日記で「おいしいコーヒーを飲んでいる」ということ を書いていたと思う。
決してもったいぶっていたわけではないし、ひとり占めにしようとしていたわけでもなく、諸般の事情で、そのお店を明らかにすることができずにいた。
お問合わせいただいていたみなさん、ごめんなさい。
が、ようやっと解禁になったので、ここに紹介しておこうと思う。
そのお店の名前は、銀の豆。
日暮里駅から歩いて10分くらいだろうか、
桜の季節はさぞ美しかろうという桜並木のある家々のあいだに、ひっそりとある。
お店にも買いに行くし、通信販売でとりよせることもする。
親友の旦那さまがやっているこのお店の豆は、
だから最初は親友からもらったものだ。
初めてその豆のかおりをかいだときには。
そのあまりのかぐわしさに、心底驚いたものだ。
なんといったらいいのだろう。
コーヒーというのは、たぶん街中や、あるいは家々で嗅ぎなれているコーヒーの香りというのは、
この銀の豆のコーヒーの美しい香の、ほんの数パーセントにも満たないのではないだろうか。
まったく別のものといってもいいくらいだ。
以前よりコーヒー好きだったので、それなりに高価でおいしいとされるコーヒーを、これまでも飲んでいたというのに。
もちろんのこと、味わいも素晴らしい。
私は胃が弱いので、コーヒーチェーンはもとより、殆どの喫茶店でも。
コーヒーを飲むとその場で吐き気がはじまってしまう。
しかし。不思議なことに。
この銀の豆のコーヒーだけは、何杯飲んでも気持ちが悪くならないのだ。
コーヒーを飲み終わった後の、あの独特のくささもない。
初めての銀の豆のコーヒーを、私は恋人と一緒に飲んだ。
恋人もかなりのコーヒー好きなのだけれども、
ほんとうに一発で気に入ってしまい。
家事などあまりしないひとだけれども、
食事のあとのコーヒーだけはいつも淹れてくれるようになった。
コーヒー、飲まへん?
恋人がそういうたびに、私はいつもにこにこしてしまう。
そうして恋人が冷凍庫にストックしているバッグを空けると、
部屋いっぱいにコーヒーの香がひろがる。
恋人はいつも袋に鼻をつっこんで深呼吸をしている。
ほんまいいにおいやなあ。
ほんとうだよね。
毎回、そんな会話をかわす。
飽きもせずに。まいにち。毎回。
#銀の豆 [日暮里]
荒川区東日暮里6-22-14
場所はこちら
日暮里、もしくは三河島から徒歩5~7分、
のんびり歩いて10分かからないくらいです。
以前から度々、この日記で「おいしいコーヒーを飲んでいる」ということ を書いていたと思う。
決してもったいぶっていたわけではないし、ひとり占めにしようとしていたわけでもなく、諸般の事情で、そのお店を明らかにすることができずにいた。
お問合わせいただいていたみなさん、ごめんなさい。
が、ようやっと解禁になったので、ここに紹介しておこうと思う。
そのお店の名前は、銀の豆。
日暮里駅から歩いて10分くらいだろうか、
桜の季節はさぞ美しかろうという桜並木のある家々のあいだに、ひっそりとある。
お店にも買いに行くし、通信販売でとりよせることもする。
親友の旦那さまがやっているこのお店の豆は、
だから最初は親友からもらったものだ。
初めてその豆のかおりをかいだときには。
そのあまりのかぐわしさに、心底驚いたものだ。
なんといったらいいのだろう。
コーヒーというのは、たぶん街中や、あるいは家々で嗅ぎなれているコーヒーの香りというのは、
この銀の豆のコーヒーの美しい香の、ほんの数パーセントにも満たないのではないだろうか。
まったく別のものといってもいいくらいだ。
以前よりコーヒー好きだったので、それなりに高価でおいしいとされるコーヒーを、これまでも飲んでいたというのに。
もちろんのこと、味わいも素晴らしい。
私は胃が弱いので、コーヒーチェーンはもとより、殆どの喫茶店でも。
コーヒーを飲むとその場で吐き気がはじまってしまう。
しかし。不思議なことに。
この銀の豆のコーヒーだけは、何杯飲んでも気持ちが悪くならないのだ。
コーヒーを飲み終わった後の、あの独特のくささもない。
初めての銀の豆のコーヒーを、私は恋人と一緒に飲んだ。
恋人もかなりのコーヒー好きなのだけれども、
ほんとうに一発で気に入ってしまい。
家事などあまりしないひとだけれども、
食事のあとのコーヒーだけはいつも淹れてくれるようになった。
コーヒー、飲まへん?
恋人がそういうたびに、私はいつもにこにこしてしまう。
そうして恋人が冷凍庫にストックしているバッグを空けると、
部屋いっぱいにコーヒーの香がひろがる。
恋人はいつも袋に鼻をつっこんで深呼吸をしている。
ほんまいいにおいやなあ。
ほんとうだよね。
毎回、そんな会話をかわす。
飽きもせずに。まいにち。毎回。
#銀の豆 [日暮里]
荒川区東日暮里6-22-14
場所はこちら
日暮里、もしくは三河島から徒歩5~7分、
のんびり歩いて10分かからないくらいです。