わくわく。

急遽、引越しをすることになったので、
今日は朝から家探しをする。
10時に現地入りして、帰ってきたのが20時。へとへと。

でもすごく楽しかった。

住んでみたいと思っていたエリアだし、
それに行ってみたら予想以上に楽しい街だった。
商店街は充実しているし、銭湯もいくつかあるし（かなり銭湯好き）、ひとつなかに入ると静かな住宅街だし。
近くには大きな公園もあるし、次の駅までずぅっとつづいている桜並木もある。

2軒目に予約していた不動産屋の営業マンが、それはもうホスピタリティ溢れるひとで、
商店街はどんな感じ？といえば、じゃあ一緒にひととおり歩いてみましょうか、とか。
銭湯はある？ときけば、物件から銭湯まで道筋をたどってくれたり、とか。
そのひとが、1年に1度あるかないかの出物です、といって案内してくれた物件は、確かに本当にこれは出物だわ！というような物件だった。
そこに住めたらいいんだけど。いやきっと住めるだろう。うん。
だってそこに住んでいるイメージがすごく浮かんでくるから。

帰ってくるときも家に着いてからもずっと間取図を眺めていたら
好きやなあと笑われる。
だって楽しいじゃない？
こんなふうにわくわくとするのは久しぶりなんだもん。

それに。だって。なによりも。

いやーほんまええ街でしたよ。家もすごいいいのがあって。

なんて、東京に転勤が決まった先輩に電話をしている、
私がわくわくとしているのは、たいせつなひとが私以上に
そんなふうにわくわくとしているのが伝わってくるからなのだ。