今日は病院の日。
入院の日程をとりきめたり、入院前の検査(血液をとったり心電図やレントゲンを撮る)をしたりする。
結局、手術は病院の空き状況や、自分の体調のこともあって、少し先の日程に決めた。
まあ少し先の日程にできるだけ、たいしたことではないということでもある。
念のため、少し先でも大丈夫ですよね?とセンセイに確認をしたら、
それくらいなら問題ないですよ、だけど半年後に伸ばすとかは絶対に辞めてくださいね、とさわやかに言っていた。

病院のあと。
恋人や両親、兄弟、そして今回いろいろと相談にのってくださった友人がたに連絡をした。

今日はどうやった、日程決めた以外に前と違うこといわれんかった?と焦って聞く恋人に、だいじょうぶだよ安心してと伝える。

相談にのってくださっているかたは、今日も朝イチでメールをくださり、私の行動予定をこんなにきちんと把握されていることに改めて感謝を伝える。
しかしそのかたは、恐らくいつも、とてもいろいろなひとの気持ちや様子をかかえているので、そのなかの私の病状などとるにたらない。恥ずかしいくらいだ。
大丈夫です。おかげでとても落ち着いています。
それにしてもいざとなったら相談できるというひとがいるというのはこんなにも安定するものなんだなあと思う。

両親はわざわざ上京してくるといいはっていて、
入院といっても本当に短い期間だから、なんだかこちらも気恥ずかしいくらいだ。
こなくていいよーたいしたことないし。と何度、電話口の母にいってもきかないし、
しまいには電話をかわった父にまで、頼むから手術のときだけはそばにいさせてくれと頭を下げられ(電話だから見えないんだけどそんな感じ)、手術っていうほどのことでもないんだけどなあと思いつつ、そこまでされたらもう拒むことは親不孝のような気がしたので、ありがたく来てもらうことにする。
叔母まできてくださるといっているそうで、それはさすがにお断りしてもらうようお願いをする。
が、せっかちで情に篤い母とそっくりな母の姉なので、なんだか手術が終わったらそこにいるんだろうなという予想がつく。ううむ。

それにしても。みんなとても心配してくれていて、確かに病名的にはインパクトがあるからそれはそうなんだろうけれども、そしてこれからのことを思うと私もにこにことしていられなくて暗澹とした気持ちになることもあるけれども。

こんなにもあったかいひとたちに囲まれて。愛されて。
いったいどうしてかなしんだりできようか。
ひとりよがりになれようか。

そんなふうに思う。