風邪をひいた。
朝起きたら、どうしようもなく喉が痛い。
あまり風邪はひかないほうなのだけれど、そういえば一昨日、ものすごく風邪をひいているひとと6時間ちかく密室で打ち合わせをした。しかも2人で。
ここのところ睡眠時間も少なかったし、体力も落ちていたのだろう。
あっさりとうつってしまったらしい。ふう。
そのひとと同じ種類の風邪だとすると、この後高熱が出ることになる(すでに微熱はある)。
そうならないように今日は早めに帰ってきた。

先日、ものすごーく久しぶりにラルテミスへ行った。
ラルテミスはもっとも好きな店のひとつだ。

久しぶりに行くラルテミス は、いろいろなことが変わっていた。
メニューも。お店の雰囲気も。
どちらが好きといえば、以前のラルテミスのほうが好きだ。
でも変わらないいくつかのもの…シェフ中田さんの料理、存在そのもの、支配人塩見さんのサービス。
それらはやはり愛すべきもので。
だからラルテミスは、やはりもっとも好きな店であることには変わりない。

近くにできたラルテミスの新しいお店(こちらはダルテミスという)のレセプションがあったので、日中にほんの少しだけ顔を出す。
お店の雰囲気にあいそうなちいさな花束を持って。

ラルテミスへは、以前一緒に仕事をしていたひとと行った。
その席で。話のついでに、最近あったできごとを…あるひとたちとの食事の席での顛末を…すっかりと話した。
それは私にとってはけっこう不愉快なできごとの連続だったにもかかわらず、
不愉快なんですけど、と口に出したり顔に出したりできずにやり過ごしてしまったことで。
その場で口に出せなかった自分も嫌だなあと思っていたところに、「そんなのおかしいよ、その場で本人に言っちゃえばよかったのに」と、ラルテミスで同席したひとがあっさりと言ってくれたので、なんだかふたつの意味でほっとした。

少なくともそのひとたちの行動は、私に対する思慮がなかったこと。
そして私はやっぱりそれについてを、そのひとたちにきちんと伝えるべきだったこと。

いまからわざわざそのひとたちをとっつかまえて、
不愉快でしたよ、とは言わないだろう。
でも次に同じようなことが起きたら、楽しそうな顔をするのだけはやめようと思う。
少なくとも本心を偽ってまで。にこにことしている必要はないのだ。

気がつけばまた週末がやってくる。
クリスマスの買い物にでも行きたいところだけれど、明日はあいにく雨らしい。
あたたかい部屋で本でも読みながら、ゆっくり過ごすとしよう。

よい週末を。