寒い。一昨日あたりから壊滅的に寒い。
寒いのはとてもとても苦手なのである。
ついにエアコンのおはようタイマーを開始する。
昨日は寒い上に雨がとてもたくさん降った。
夜は夜で寒くて淋しいことと悲しいことを考えてしまって明け方まで全然眠れなかった。
だからときどき。雨が止んで木枯らしが吹く外を眺めた。
今日はうってかわって晴天。
寒いのは変わらないけれど晴れたのは嬉しい。
散歩ついでに半年かもっとぶりくらいに漫喫へ行く。
なぜだかわからないけれど、急に「ハチミツとクローバー」のつづきが読みたくなったのだ。
私は去年から急にはまった漫画喫茶通いを除くと、子どものころから殆ど漫画を読む機会がなかった。
だから数多ある漫画のなかでこんなことを断言してしまっていいのかわからない。
だけれども敢えていってしまうと、この「ハチミツとクローバー」は名作だと思う。
最初はナニコレ?意味がよくわからない。。。と思って読みはじめたのだけれど、途中くらいからずっとどきどきして、かなしくて、うれしくて、こころがぎゅっとなった。
ずっと前には確か私もこんなふうに恋してたなとか。あのときあのひともこういう気持ちだったのかなとか。
そうしていまも。まだ私はこんなふうに苦しんでいるなとか。
そんな思いがぐるぐるとなって、何度も泣いた。
漫画喫茶でひとりで泣く30過ぎのオンナってどうよ?とか思う余裕すらない。
描かれているのは主には恋愛なんだけれども、それだけではもちろんなくて(たぶん恋愛だけがテーマだったらこんなにベストセラーになっていないし、私も読んだりしなかったと思う)、
友だちとか親子とか決意とか嫉妬とか思いやりとか、
そういう生きていれば絶対に誰もが持っている関係性とか感じるであろうことなどがとても丁寧に書かれているのだ。
「ハチミツとクローバー」は先日出たらしい最新刊で終わり。
だから今日はその最後の一冊を読んだ。
そしてまたしても何度も泣いた。
どうして急に「ハチミツとクローバー」のつづきを読みたくなったのか
私はそうして気づくのだ。
たぶん好きで大好きで、でもどうにもならないことや変わらないことってやっぱりあって、
考えても仕方ないのに決めることも動くこともできなくて、その状況はずっと同じで。
いったいなにをしているのだろう、このトシになって。なんて思いながら。
昼間の漫画喫茶で泣いているのはとても滑稽だと思う。
だから却って思いっきり泣けた。
私は泣きたいんだと思う。きっと。ほんとうは。
泣きたくても泣けないから。どんなに寒くて淋しい夜でも。
「ハチミツとクローバー」の最終話は、いわゆる少女漫画的な終わり方を全然していなくて、きっぱりと潔くてとてもよかった。
私にもそんなふうな勇気があったなら。
寒いのはとてもとても苦手なのである。
ついにエアコンのおはようタイマーを開始する。
昨日は寒い上に雨がとてもたくさん降った。
夜は夜で寒くて淋しいことと悲しいことを考えてしまって明け方まで全然眠れなかった。
だからときどき。雨が止んで木枯らしが吹く外を眺めた。
今日はうってかわって晴天。
寒いのは変わらないけれど晴れたのは嬉しい。
散歩ついでに半年かもっとぶりくらいに漫喫へ行く。
なぜだかわからないけれど、急に「ハチミツとクローバー」のつづきが読みたくなったのだ。
私は去年から急にはまった漫画喫茶通いを除くと、子どものころから殆ど漫画を読む機会がなかった。
だから数多ある漫画のなかでこんなことを断言してしまっていいのかわからない。
だけれども敢えていってしまうと、この「ハチミツとクローバー」は名作だと思う。
最初はナニコレ?意味がよくわからない。。。と思って読みはじめたのだけれど、途中くらいからずっとどきどきして、かなしくて、うれしくて、こころがぎゅっとなった。
ずっと前には確か私もこんなふうに恋してたなとか。あのときあのひともこういう気持ちだったのかなとか。
そうしていまも。まだ私はこんなふうに苦しんでいるなとか。
そんな思いがぐるぐるとなって、何度も泣いた。
漫画喫茶でひとりで泣く30過ぎのオンナってどうよ?とか思う余裕すらない。
描かれているのは主には恋愛なんだけれども、それだけではもちろんなくて(たぶん恋愛だけがテーマだったらこんなにベストセラーになっていないし、私も読んだりしなかったと思う)、
友だちとか親子とか決意とか嫉妬とか思いやりとか、
そういう生きていれば絶対に誰もが持っている関係性とか感じるであろうことなどがとても丁寧に書かれているのだ。
「ハチミツとクローバー」は先日出たらしい最新刊で終わり。
だから今日はその最後の一冊を読んだ。
そしてまたしても何度も泣いた。
どうして急に「ハチミツとクローバー」のつづきを読みたくなったのか
私はそうして気づくのだ。
たぶん好きで大好きで、でもどうにもならないことや変わらないことってやっぱりあって、
考えても仕方ないのに決めることも動くこともできなくて、その状況はずっと同じで。
いったいなにをしているのだろう、このトシになって。なんて思いながら。
昼間の漫画喫茶で泣いているのはとても滑稽だと思う。
だから却って思いっきり泣けた。
私は泣きたいんだと思う。きっと。ほんとうは。
泣きたくても泣けないから。どんなに寒くて淋しい夜でも。
「ハチミツとクローバー」の最終話は、いわゆる少女漫画的な終わり方を全然していなくて、きっぱりと潔くてとてもよかった。
私にもそんなふうな勇気があったなら。