オーストリアの呼び名がオーストリーになったらしい。
大使館から出された案内書にかいてあったというからこれは本当の話。

日本においてはオーストリアとオーストラリアを混同されることが非常に多く、
一方で19世紀から20世紀初頭にかけては、Österreich はオウストリと発音されていたので、
オーストリアをオーストリーに呼称変更したところで間違いにはあたらない、ということらしい。

うそーと思って大使館のホームページを確かめてみたら、
本当にオーストリーになっていた。

衝撃。

小学校以来の憧れの地がウィーンだったと、この日記でもしつこいくらいに書き続けてきた。
それくらいにはオーストリアはある意味私にとって、アメリカやイギリスなどよりもよほど馴染みのある国名なのだ。
オーストラリアと混同しているひとがいるという事実にもびっくりだが(びっくりしつつも、間違えているひとがいてもおかしくない気はする。オーストラリアをオーストリアと間違えるひとはそんなにいそうにないけれど)、
呼称を変えてしまうオーストリアにもびっくりだ。

でもまあ。
呼称が変わっても、あの美しい街や音楽やたくさんの旅の思い出が変わるわけではないし
またいつか行きたい国のひとつであることも変わらない。

それにしてもまた旅に行きたい気分がうずまいてきて困っている。
今年はおとなしくしていようと思っていたのだけれど。