ある人の日記を読んでいたら、最近の日記(ある場所に出店しようか悩んでしていたのだけれど、結局辞めたという内容)に対して、こんなコメントが寄せられていた。

〝手をついてでも欲しいとまで惚れ込んだものを手にしなさい〟

これはコメントを寄せた方のお祖父様の言葉だそうだ。

〝手をついてでも欲しいとまで惚れ込んだものを手にしなさい〟
いったいなんと格調高く含蓄ある言葉であろうか。

もちろん手をつく・つかないというのはもののたとえで、なにか閾値となるものに換言してもいいだろう。

いずれにせよそこまでして欲しいものは、世の中にそんなに多くない。
そうしてそこまでして欲しいものは、きっと本当に欲しいものなのだろう。

私にとってそれは、いまのところひとつだけ思い浮かぶ。
いまのところ。
このさきそれが変わることがあっても、あるいはそれを変えたほうがいいかもしれないと思ったら、
この言葉を自分に問いかけてみようと思う。

それは〝手をついてでも欲しい〟と惚れ込んだものですか?