今日も長野は朝から暑かった。
早起きをして簡単な朝ごはんをつくって食べ、母方のお墓まいりに行き、さらに父の運転で両親と旅行をしたときから気になっていたふとるさんのお墓まいりにも行く。
昼ごろ、川崎に住む伯母がちょうど長野にきていたのでみんなでお茶を飲んだりして、そうこうするうちに新幹線の時間が近づく。

友だちにも会ったし、弟ともたっぷり話せた(なんと二晩連続で実家に戻ってきたのだ。二日目は東京出張のあとだったのに)。
気になっていたお墓参りも全部できた。よかった。

夕方、東京に到着。
その足で美容室に行く。

長野のちょっとしたお土産を美容室の担当のMさんやみなさんに渡したら、どう?リフレッシュできた?とMさんに聞かれた。

リフレッシュ。
正直いって、東京駅が近づくにつれてものすごく気持ちが重くなった。
現実逃避をしに長野に行っていたわけではないのだけれど、でも実際には、いま現在直面している気持ちをとられていることから逃げられた数日間だったのは確からしい。
だからだんだんと東京に近づくにつれて、その問題がリアリティをもってまたおおいかぶさってきた。

だからある意味リフレッシュしたのかもしれない。でもそれ以上に問題とその重さが再認識されてしまった、とMさんにいった。
それは本当に正直なところだ。

今日はいつもの週末とちょっと違っているけれど、
明日からまたいつもの日々がはじまる。
これからどんな気持ちや態度でものごとにあたり、すすむかは、まだなにも決めていない。

とりあえず今夜は。
ぬるめのお湯にゆっくりとつかってのんびり本でも読もうと思う。