今日はいま進行中のプロジェクトの打ち上げ。
プロジェクト終了は6月なのだけれど、その一部のパーツが納品になり。
そこを担当してもらった外部ブレーンの会社の方々と、社内のある部署の方々とでお祝いをする。


このプロジェクトは11月末からはじまり。
時には10時間以上の根をつめる打ち合わせを繰り返し完成した。
通常の3分の1以下の納期のなかで。
それでも高いクオリティを出したい私の。
それはメディアをつくる人間の義務と、あるいは主義としての。


たとえば。
そのサービスは本当に世の中のためになるか。
自分が携わるからにはNo.1のサービスを。
そして。神は細部に宿る。


といった。青くさい、よくいえばこだわり、わるくいえばわがままに裏づけされた信念に。
根気よくつきあってくれたひとたち。


しんどいと思ったときもたくさんあるだろう。
私も今回は。しんどいと思ったくらいだから。


でも今日。
そのプロジェクトで中心となってくれた外部ブレーンのSさんが。


このプロジェクト。やってよかったです。
とても楽しかった。


といってくれて。
Sさん、よくそれ言ってるよね。
と。彼女のまわりのひともそう言っていて。


救われた。気持ちになる。


楽しく仕事ができる。
そのときはつらくても。終わってみたら楽しかったと思える。
この仕事、やってよかったと思える。


それは私が一緒に仕事をするひとたちに。
持って欲しいと心がけている唯一のことだ。
みんながその気持ちを持っていさえすれば。
そのサービスはいいサービスになる。
そしていつか自分自身への糧になる。必ず。


だから。ほっとした。
そうして少し。元気になった。

体調がほんとうに悪くて正直つらい。
熱もあるし咳もとまらない。
でも私が主催者ということもあり休むわけにもいかない。
そんな状態だったのだけれど。


風邪なんて。言っていられない。
なんだかそんな気持ちにすらなって。

数時間の打ち上げの後、散会する。


またいつかどこかで。あるいはすぐに。

仕事をともにするかもしれない。

そのときにまた。同じような気持ちを持ち合いたい。

そんなことを思う。