昨晩はYさんと久々に食事に行く。
銀座のヴァン・ピックル
へ。
実は先週もヴァン・ピックルにお邪魔したのだけれど。
おいしくて感じがいいお店は何度行ってもいいものだ。
さてYさん。
私はこのひとといると。
どうも余計なことを話してしまうきらいがある。
余計なこと。
たとえば。高校生のころの恋愛。
たとえば。こういうひとは好きでこういうひとは苦手。
たとえば。先日の飲み会での武勇伝。
たとえば。貧乏だった学生時代。
この国の将来。仕事にかける思い。民族や文化。世代間格差とその伸長。
ちいさなこともおおきなことも。
まじめなこともそうでないことも。
誰かと話すとき。
私はたいていいつも本音で話をしていて。
世の中のひとはそんなにも本音で話したりはしない。
おとなになってそれを知ったいまも。
やっぱり本音で話をしてしまうのだけれど。
でもYさんと話をしていると。
このひとも本音でいってるんだろうな。
と思う瞬間が。とても多くて。
ものすごくどうでもいいような馬鹿話をしているあいだにも。
根底にある青臭さやあたたかさが。
とても近しく好もしいものに思えて。
だからいつも。
余計なことを話してしまうのだ。
そうしてきっとみんながYさんのことを。
同じように思っているのだろうなと。
私は思う。
追伸。
Yさんへ。昨日の話をここで暴露したら。
即効削除しますから。