入社3年目の会社の後輩Oくん、Rちゃんとランチに行く。
ふたりとは。インターンシップで会社にきていたことがきっかけで仲良くなり。
そうしてその後、結局ふたりとも同じ会社に入るという選択をしたいまも。
数ヶ月に一度は食事に行っている。
そのあいだに。
ふたりは学生から社会人になり。
新人と呼ばれる時代を過ぎ。
いままさに。
組織の中核になろうとしている。
ふたりはちょうど。
そんなところにいる。
だからこそ。だろうか。
それとも。ふたりに固有のものなのだろうか。
(確かにこのふたりは本質的な意味でとても優秀な学生だった)
いずれにせよ。
彼らと食事に行くたびに。
成長している、そのことをものすごく強く感じる。
例えば仕事のこととか。
いまの課題とか。目標とか。生き方とか。恋人のこととか。
私たちは毎回、似たようなことを話すのだけれど。
返ってくる答えそのものや。
応じ方、思慮、気配までをも含めて。
ふたりがどんどん変わってきていることを実感する。
これが成長というものなのだ。
そうしてふたりに触れるとき。
私はいつも思う。
私は止まっていないだろうか。
なりたい自分に。近づけているだろうか。
そんなことを。