夕方、少し仕事を抜けて。

会社のそばで大学の先輩Oさんと待ち合わせる。

Oさんは仕事帰りに、まわり道をして(というより電車を乗り継いで)、立ち寄ってくださったのだ。


会社の近くのスターバックスでお茶をし、しばしお喋りを楽しみ。

そして〝お風呂で読める本〟 をいただく。
予期せぬ、とても嬉しいプレゼント。

私は毎晩のようにお風呂で本を読む習性があるのだけれど。

彼女にそんなこと話していたっけ?と思い。


家に帰ってやっと、その本当の理由に気がつく。

お風呂本の理由。


本と一緒に、印象的なポストカードをいただいていたのだけれど。

その裏面にメッセージが書いてあったのだ。

たまにはお風呂でゆっくりしてね、というように。


忙しい日が多く、さらにそんな日はまともに食事もとらない私を。

いつもとても心配してくださっているOさん。


今日もそんな彼女の気持ちが。
じんわりと嬉しい。


いただいたのは、海野十三さんの海底都市という本。
まったく知らない名前だったのだけれど、プロフィルには1897年生まれ、日本SFの始祖と書かれてある。


ちょうど昨日、一冊読み終えたところだったので。
今夜から、海底都市をお風呂の友にしようと思う。