旅の不思議シリーズ、その3。
今回は、旅行に携帯電話を持っていった。
正確にいうと、海外で使える携帯電話を成田でレンタル。
自分のfomaカードをレンタル機にインサートすると、電話もメールもふつうにできる。
会社のひとや親しいひとには旅行にいくことは話してあったので、電話も殆どかかってこないしメールもこない。
一度だけ、ケアンズ空港で搭乗待ちをしていたら。
会社の先輩兼友人から「いま汐留だけどランチ行かない~?」という電話がかかってきたくらい。
使える内容は、iモード可地域とショートメール可地域と圏外地域にわかれるらしく、ケアンズとウィーンはiモードできたけど、プラハはショートメールのみ、ブダペストにいたっては圏外だった。
さらに不思議なことに、モスクワの空港は、行きはiモード圏内なのに帰りはショートメールのみ。
というなんだかよくわからない状態だったけれども。
おかげで日記の更新もできたし、
元気なんだとか淋しいんだとか事件が起きたんだとか会いたいんだとか。
伝えることもできた。親しいひとに。ときどき。
そんなわけで。
地下鉄などで携帯電話をちくちくとしていると。
とても不思議そうに手元をのぞきこまれることが多々あった。
確かにまわりでは、車内で平気で電話しているひとはたくさんいるけれど(本当にどの街でもたくさんいた。いま車中なんで、と切るひとは皆無)、携帯をいじっているひとは殆どいない。
日本では。
電車のなかでは半数くらいのひとは携帯電話をいじっている。
私も本を読むか、あるいは携帯メールしたり、ニュースを見たりしているし。
ゲームユーザも多いんだろうなあと思う。
台湾人のWuさん
は、携帯電話のゲームをとてもしたがっていて、私がインストールしていないというとものすごく悲しそうな顔をしていた。
携帯といえば、携帯ストラップも少なくとも私が今回行った場所では誰もつけていなかったし、どこにも売っていなかった。
そういえば着メロも殆どないみたいだったし。
携帯電話はあくまでも電話という機能として捉えているのだろうと思う。
かわいい携帯ストラップや着メロ。
海外に輸出したら、結構うけるんじゃないかしら。
と思うのだけれど。どうだろう。