先日、旅をしていて。
驚いたり不思議に思ったことがいくつかある。
というわけで、何回かにわけてそんなことなどを書いて行こうと思う。
今回、もっとも驚いたのは。
写真を撮っている西洋人の多さ。
写真を撮るのは日本人の専売特許だったはずなのだけれど。
どこにいってもデジカメでバシバシ写真を撮っているのは、日本人ではなく西洋人。
数年前にエジプトにダイビングに行ったときは。
水中写真を撮っていたら、スウェーデンの中学生の男の子に「日本人はどこでも写真を撮るね、あはは」とかなり小馬鹿にされたものだけれど。
(しかしその少年は水中写真を送ってくれとせがみ、送付が遅れたら矢のような督促メールが何度もきた)
さらにもっと前にヨーロッパを訪ねたとき。
観光地で写真を撮っている西洋人はあまり、いや殆ど見かけなかった。
実際にずっと以前は。
カメラを提げた日本人はカリケチュアの典型的なパタンだったはずだ。
しかし今回は。
風景を見ては、カフェに入っては。
仲間どおしで、あるいは物象だけをファインダーに収めまくっているのは西洋人。
本当はきみたち、カメラが羨ましかったんじゃないのか。
と思わざるを得ないくらいの変貌ぶり。
いったい彼らになにが起こったのか?
と思いつつ。
彼らの横で私ももちろん写真撮影。
だって日本人ですもの。