晩ご飯はホテルでいただく。
チーズフォンデュはまあまあだったけれど他は。。。
というわけで、そそくさと食べ終える。
まったく私たちときたら、10年前から全然変わらない。
とてもおいしいものに出会うとひたすら食べ続け、
あまりおいしくないものに出会うと、ほぼ無言で食べ終える。
その呼吸も表現も。
10年間見続けてきたものだ。
そして私たちのその基準に殆どずれはない。
だからこの友だちたちが「あの店、おいしいよ」という店は絶対においしいのだ。
少なくとも私にとって。
食事を終えた後は、新富良野プリンスのニングルテラスへ。
ライトアップされたログハウスがたくさん並び、それぞれに小さな手作りのものを置いている。
ペーパークラフトのお店、レザークラフトのお店、雪の結晶をモチーフにした銀細工のお店、などなど、どれもかわいらしい。
途中、キタキツネに会う。
野生だけれど、名前もついているんだよ。おじさんが付けたんだけどさ~。
とは、クラフト工房のおじさん。
苗字はキツネ。名前はうどん。なんだそうだ。むむ。ちょっとやられた気分。
ニングルテラスでひとしきりお店を覗いた後、倉本聰さんが愛煙家のためにつくったというsoh's BARへ。
夜の闇に立つその空間は、一見して素晴らしい。
重厚で大きな木の扉を明けると、低いjazzが流れてくる。
片流れの高い屋根、大きな吹き抜け。
ゆったりしたソファに座り、カクテルを飲む。
チーズも香り高く深い味わい。
すっかり満足して店を出る。
翌日は早起きして熱気球に乗ろう!と
旅の前は盛り上がっていたのに、そこは大人の女子4人。
やっぱり寝坊でしょ?と相成って。
のんびりとお風呂につかる。
北海道一日目の夜。
ニングルテラスにいたキツネうどん。
