連休。
大きな予定もなく、のんびりと過ごす。
今日は目黒のさんま祭りか、高尾山のビアガーデンに行くという計画があったのだけれど。
結局どちらにも行かずに(正確に言うと行けずに)過ごした。
とても残念だったけれど。
朝からジムに行き、お昼寝をし、webで映画のナポレオンを見て、
その後は、さんま祭りと高尾山の先約であったいくつかのことをした。
それはそれで。穏やかな時間になる。
そして。先ほどまで外にいたのだけれど、
いまは漫喫で〝のだめカンタービレ〟を読んでいる。
以前は漫喫なんて!と思っていたのだけれど。
漫画にも素敵な作品はいくらでもある
ことを知った。
だから時々満喫に出入りしている。
〝のだめカンタービレ〟は最近のお気に入り。
音楽大学にかよう学生たちの話で、音楽やオケや楽器のことや音を奏でるひとの気持ちをきちんと描いている。
ずっと以前、音楽大学に行きたいと思っていたことが私にもあって。
だからこの作品には、その登場人物たちには。
少しの共感とたくさんの憧憬を憶える。
この本を読むと。
私の耳にはいつも、音楽が聴こえる。
こころにはいつも、音楽があふれ出す。
ラフマニノフ、ブラームス、シューベルト、ドヴォルザーク、ショパン、
チャイコフスキー、モーツァルト。
音でいっぱいになってしまう。
この狭くて小さな空間で。
音楽がやりたい。
読むたびにいつもそう思う。
しばらく向き合っていないピアノと。
そろそろもう一度、ちゃんと向き合ってみようか。
それにしても、来月の訪墺中に、ウィーンフィルは日本へ出張中だし、
チェコフィルもどこかへ出張しているらしい。なんてことだ。
そう言ったら、大学の後輩が、向こうの街で行われる小さな音楽会の情報を教えてくれた。
足を運べる限り、行ってこようと思う。
音楽を聴きに。